近所の店に根本が付いたままのホウレンソウが売っていた。普通は葉っぱの部分だけ切られて売っているベルギーで初めて見て感動してしまった。買わなかったけれど。

 


毎日アクセスしていても気が付かないことがあるもので、ほぼ日で「木のいのち木のこころー天・地・人」(新潮文庫)を聞き書きされた塩野米松さんとの座談会(10回シリーズ)を知ったのが、最終回前の昨日のこと。未発表の原稿「中国の職人」が明日24日公開されるのが楽しみで仕方ない。

 


最近ゲンリッヒ・ネイガウスの「ピアノ演奏芸術ーある教育者の手記」(音楽之友社)を読み直していた時、ネイガウスの言葉と「木のいのち木のこころ」の「天」の部に登場する西岡常一棟梁の言葉が重なってハッとした。

 


「技術を磨くことは自我を消し去ること」