雲ノ平へ 作品編 | 渡邉知樹のぺぺぺ

雲ノ平へ 作品編

雲ノ平へ 作品編


今回持っていった画材たち。


ほとんどはヘリコプターで運んでもらいました。

これでも少し遠慮してしまったけど、実際は全部持って行けば良かった!と後悔。

無いならないで新しいなにかが始まれば良かったけど、そんなこともなく。




雲ノ平山荘に持ってきた画材リスト


・紙

アルシュ紙36×51cm 40

アルシュ紙46×61cm 40

クロッキー帳

A4コピー用紙×50

トレーシングペーパーA4×50

ポストカード/アラベール 100

無地ノート文庫本サイズ×2

無地絵本×2


・絵具

アクリル120ml×6

アクリル100ml×3

アクリル70ml×4

アクリル40ml×18

アクリル20ml×27

ジェッソ450ml×1

墨汁180ml

水性インク30ml×7


・筆

10


・他画材

ポスカ×5

木炭×2

他ペン×10


・他

フィクサチーフ100ml

キッチンペーパー

スティックのり

強力両面テープ

養生テープ

マスキングテープ×2

ミニバケツ

カッター

はさみ


風景をなぞるようなことも久しぶりにした。


もしくは、自然の中でただ絵を描く、ということも試した。とにかく試行錯誤の連続。

時間制限があるので、逆算してやることを考えたりすることもしばしば。


屋内で描くことも。


これは滞在後半で生まれた「かつて雲ノ平にいた動物たちシリーズ」のひとつ。

二朗くんの「カッパ」の話や、古川さんの「イェティ」の話からインスパイアされて出来たもの。

自分の過去作品と、雲ノ平の自然と、架空の生き物としての存在がうまく融合して生まれた作品。




とても久しぶりに詩も書きました。


ある種の言い訳のように「雲ノ平で作ったから」という理由で、人に見せるハードルが低くなっているのも、アーティストインレジデンスの恩恵なのかもしれない。詩は長らく人に見せるようなものは出来ていなかったし、これもまだ「見せて良いものかどうか」という問いがないわけではないのですが、アーティストインレジデンスの力を借りて載せている次第です。


こんな絵も出来ました。なんか、明るいですね。


こんなのも。



日頃から持ち歩いているノート。今回は雲ノ平滞在用に一冊新しいのを出しました。とはいえ雑記程度。本当はもっと書きたいことがたくさんあったけど、2週間という期間の中で、ノートにあまり時間を使えなかった。


この人たちはなんなんだろう。と思いながら、描いてます。「設定」はあるのですが、それにしても、なんなんだろうかと。


屋内で描いてる時は、昼間でも少し暗かったりするので、こうしてヘッドライトを使って描いてました。



あと、絵本「雲ノ平にいる。」も描いたのですが、写真が無くて、しかも、今、すでにぼくは下山してますが、まだ画材や絵本は雲ノ平山荘にあって、これからヘリコプターで運ばれるので、絵本が撮れない状態ですね。

これは是非展覧会にお越しいただいて読んでもらいたいです。


あと、当初は予定してなかったのですが、下山してからもしばらく制作しようと思ってるので、まだ作品は増える予定です。


とにかくそのうち、個人的にも、雲ノ平山荘企画でも、展覧会をやる予定ですので、みなみなさまお楽しみに!



٩( ᐛ )و