雲ノ平へ 6日目 | 渡邉知樹のぺぺぺ

雲ノ平へ 6日目

雲ノ平へ 6日目


早番の夏井氏。

4:30から朝ご飯の準備。この日はぼくもお手伝い。


朝日に照らされた雲ノ平の風景を見ながらのコーヒーは格別です。


朝の風景。


ストーブに火をつけて、急須にお茶を淹れて、電気を明るくして、カーテンを開けて。

朝ご飯がはじまりますよ。

この日は15人分くらいの朝ご飯。


お客さんの朝ご飯を終えて、こちらはまかない朝ご飯。


朝ご飯の後は田中信行さん(理化学研究所生命機能科学研究センター、バイオエンジニアリング)によるワークショップ。

「皿洗いの科学」と題して日常のお皿洗いなどにも活かせる講義。話も上手だしとても楽しかった。


バイオトイレ。点検中。

無臭とはいかなくても山小屋のトイレでここまで匂いがしないのはとてもありがたい。



お昼ご飯。カレー好きには最高です。



この日は近くの祖母岳の裏側辺りから、三俣蓮華岳方面を見ながら絵を描く。

特に山をなぞることなく、ただ雲ノ平の自然に囲まれながらの制作。

風もあって、とても気持ちがいい。


制作を終えて、雲ノ平山荘から15分ほど歩いて、夕方に電波を取りに行く。メールを返したり、返さなかったり。そこまで行ってもいつでも安定して電波が繋がるわけでも無いし、それでも山の上だから全てお預け!状態には出来ず、返信したり、しなかったり。


特に山に登る前日にぺぺぺ日めくりカレンダー2023の原稿を送って、山の上でたくさんの校正を見て、確認したり進めないといけないのが大変だった。大自然の中での校正作業。


10月には「もみじ市」と「ハタオリマチフェスティバル」と「紙小物はいつだってかわいい」の連絡、更に金沢のカレンダーの印刷所訪問も予定して、後は月に数回行ってる福祉園の確認などがどっと押し寄せて、とはいえまぁそういうことも含めての雲ノ平滞在です。


電波を拾った帰り道、月に照らされた木道がきれい。携帯のライトは使わずに、足下に気を付けてゆっくり帰ります。


カレンダーといえば!


この日が餃子の日だったので、急遽夜ご飯を餃子にしてくれた!!

嬉しすぎる。最高の厨房チーム。


しかもイベリコ豚を使った餃子、最高に美味しかった!


夜ご飯の後は、大石侑香さん(神戸大学、文化人類学、シベリア先住民研究)によるスライドショー。


後で大石さんの紹介で書きますが、シベリアの北部の少数民族の村に何度も滞在している大石さんの話はとんでもないものばかりで、実際に色んな話を聞かせてもらったけどエピソードだけでなく魅力的な方です。


文化人類学者の方々の僻地でのフィールドワークをされてる話をたくさん聞きたくなった夜でした。

リアル激レアさんを連れてきた感。




夕暮れも見るたびに撮っちゃう。



٩( ᐛ )و