シベリア鉄道とバルト三国の旅 2日目
2日目/ロシア・ウラジオストク
これから1週間風呂に入れないと思いながら念入りに体を洗い
ホテルで朝ごはんを食べてウラジオストク駅へ
向こう側に見える大きな橋
その先は海
坂の多い町だから、ホテルは駅に近い方が○
ちなみにこれはお花屋さん
駅にあるレーニン像
がんばって指先に月がくるような場所に移動して写真を撮ったのに、頭上を飛ぶカモメと電線の方が目立ってしまうアクシデント
ウラジオストク駅
出発1時間ほど前に着いて駅で電車を待つ
いろんな人にホームの場所など聞いたり、果たして旅行代理店からもらった簡易チケットでそのまま乗れるのか不安
とはいえ英語を話せる人は少ないし
ロシア語が話せないとわりと冷たくあしらわれる
が、本当に困ってる感じを出せば親切にしてくれる
ということを学んだ駅での待ち時間
いよいよ6泊7日、≒9000kmの
シベリア鉄道の旅がはじまります
1車両につき車掌さん2人
ぼくの乗る電車には20代の男性と40代の女性
ロシア号の通路は狭い
と思ったら部屋も狭かった
こんな感じで1車両に8部屋くらいの4人部屋がある
早速中に入ると
同室の人は4人家族のロシア人
子供がとにかくかわいい
仲良くなりたいけど難しい
お菓子をあげてももらわない
けど勝手に似顔絵を描いたらなついてきた
名前を聞くと答えてくれたので、似顔絵の上にカタカナで“ディアナ”と書く
ずっと無愛想だったお母さんも「わたしも描いて」と言ってきたので嬉しかった
アートが世界を平和にする!
とかいう響きは好きじゃないけど、こういうことで近づけるというのは素晴らしいことだよなと改めて思う
その後は折り紙でワイワイ遊ぶ
この年にして折り方のボキャブラリーが問われるとは思わなかったけど、海外旅行ってそういう相対的な人間力が問われる場所だなと思う
そして嫁が色々知ってくれてて良かった
折り紙で折った“まり”をボロボロになるまで投げまくる
人生で1番多くのスイカを頂きました
その後も駅でビールを買って来てくれたりして4人で飲みます
とりあえずまだ景色も超楽しい
これから白樺だらけの風景で、景色が単調でつまらなくなるらしいとの噂なので、今のうちに窓にかぶりつく
町も面白いし、のどかな風景ももちろん良い
空も緑も見たことのない色ばかりで
全然飽きないまま夜になった
12時間後の夜23時
11個目の駅ハバロフスクに到着
ハバロフスクはとても大きな町で
普通は数分、長くて15分程度の停車ですが、初の30分停車
降りてブラブラ、キヨスクのようなところで数年ぶりにタバコを買う
これが本当美味しい!
本物のイクラ?のこの独特の粘り気がたまらないよなぁ
お店をやってるというのにあまりにみんな顔が怖くて
少しくらい愛想良くすればいいのになぁと思いながらも結局1番無愛想なおばちゃんのところで買物してしまった
結局無愛想を楽しんでる自分がいる
ということで2日目の夜
シベリア鉄道・ロシア号に
ユラユラ揺られ寝ます
寝心地良し
おやすみなさい
( ´ ▽ ` )ノ