こんばんは。
先日ヤフーニュースで巨人の澤村投手が長胸神経麻痺と診断されたという記事を見ました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170911-00000034-tospoweb-base
球団の説明によれば、澤村が異変を訴えたのは2月の沖縄キャンプでのこと。同25日に肩の張りを感じ、同27日にトレーナーのはり治療を受けた。しかし、症状が改善しなかったことから、球団も調査に乗り出した。その結果、複数の医師から「長胸神経まひ」と診断され、原因は「外的要因によるもので、はり治療によって前鋸筋機能障害を引き起こした可能性が考えられる」との所見を得た。
とのことです。
自分は鍼灸師ではないので詳しくはわかりませんが、鍼治療で神経麻痺って起こるのかな?と思いました。
また、記事を読んで思ったのですが、
25日に肩の張りを感じ、同27日にトレーナーのはり治療を受けたとあります。
鍼治療で悪化したのかもしれませんが、鍼治療を受ける前から肩の張りがあったのであればすでに前鋸筋の機能障害があったのではないか?とも考えられます。
働き:
肩甲骨を前方へ滑らせる。(パンチをする時に働く)
肩甲骨を上方回旋する。(腕を前方から上げていく)
肋骨を挙上する。
この前鋸筋を支配する神経が長胸神経といわれる神経です。
画像を見ればわかりますが、長胸神経は斜角筋や小胸筋という筋肉の下を通っているのがわかります。
こういう筋肉の過緊張などにより神経が絞扼される事が考えられます。
胸郭出口症候群といわれるやつですね。
ではなぜ絞扼されるのか?
澤村拓一と検索してみると・・・
筋肉と出てきました。
さらに検索すると・・・
結構きつい筋トレをしてそうですね。
もしかしたら鍼治療というよりも過度なトレーニングでの筋肉の異常緊張から引き起こされたのかもしれませんね。
余談ですが、もし長胸神経長胸神経麻痺なら翼状肩甲という独特の所見が見られるはずですね。
ニューを読んで今回の原因が治療であろうとそうでなかろうと、より慎重に治療しないといけないと感じました。
なんにせよ早く完治してほしいと思います。
(自分は幼少時からの広島ファンです)
大和整骨院
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