第2次かすがい市民文化振興プラン(中間案)について質問を行いました。(末永けい 文教経済委員会)

末永けい

34ページの取り組みの中で、「商工会議所、商店街等と市、文化財団との連携の強化」とあるが、現在はどのような形で連携を図っているのか。また、連携した事業の実績は?

(市の答弁)

最近の主な実績といたしましては、平成27年度にはあいちトリエンナーレ地域展開事業として、愛知県、かすがい市民文化財団等と共催で実施しました「現代美術展-となりの人びと」で、商工会議所、広小路商店街の御協力のもと、商店街の空き店舗等を会場とした展示を行い、まちのにぎわいの創出を図りました。本年9月には、青年会議所との共催により、文化スポーツ都市宣言記念事業として、お笑いコンビ、キングコングの西野亮廣氏による『えんとつ町のプペル』光る絵本展を開催いたしました。

 取り組みとしましては、かすがい市民文化財団が現在、観光コンベンション協会に分科会メンバーとして参加しており、同協会に参加している市内事業者等の方々との関係を築きつつ、さらなる連携について検討しているところでございます。

 

末永けい

観光コンベンション協会に文化財団が分科会のメンバーとして参加しているという状況がわかりました。春日井市は文化都市宣言を行いましたので、こうした事業が継続的に実施されて、商店街や駅前を活性化させていくことを期待している。そのためには、市が音頭をとって、関係機関で構成する協議会などをつくる中で、これまで以上に文化を活用して継続的なまちづくりを行えるようにしていく連携体制の構築を提案しておきます。

今後の連携の方向性は?

(市の答弁)

今後につきましても、文化の力を産業・観光等の幅広い分野に生かしていくことが重要と考えておりますので、商工会議所、商店街、事業者等と市、文化財団との協働により、まちの活性化につながる事業展開を図ってまいりたいと思います。

 

末永けい

今後の取り組みに期待したいと思います。産業部も出席されておりますので、次期産業振興アクションプランにおいても文化や文化財などを観光資源と捉えて活用していく方向づけをしっかりと示していただきますように要望します。

 

(参考)

第2次かすがい市民文化振興プラン