落合公園隣りのグリーンパレス春日井で商店街連合会主催の勉強会に行ってまいりました。
商店街連合会、春日井駅前、高蔵寺、春日井区商店振興会、東野商店街振興組合、鳥居松広小路、勝川駅前商店振興組合、の各商店街の皆さま、商工会議所、市役所職員の皆さま、市議会議員の有志などを交えて
春日井市内を取り巻く商業環境や市内の現状と課題をデータなどで共有した後、
さらに名城大学大学院経営学研究科客員教授の駒宮博男先生の進行管理にて、白熱教室「どうする・どうなる商店街」と題して本音トークが行われました。
(ハーバードのサンデル教授の白熱教室そっくり??)
議論の一例をあげれば、
人のつながりの希薄化、自治体加入率の低下が各地域の問題点としてあげられるが、
そもそも旧来の自治組織・コミュニティーはなぜ存在していたかについて
昔は、井戸水の共有、共同作業(農業や火消しなど)、水利、冠婚葬祭などを集落単位で行っていくことが必要であった。
ところが、こういった公共の性質のもの(一種の共有物)は現在は行政が一手に担っているケースが多い。
つまり行政が肥大化していることが地域社会の崩壊を招いてしまっているのでは?
といった本質がみえてきます。(参加者一同沈黙・・・)
といった話などなどです。
日本人はロジカルに考えていく訓練が少ないという意見も聞きますが、
こういった形で交通整理をしながら問題点の本質を探る作業は大切なことなのかもしれない。
そしてこういう場で利害が絡まない純粋な議論は問題点をつかみやすいし皆で共有できる。
議会活動にそのまま応用するのは難しいとしても肥やしになりました。
明日からの始まる本会議、はりきっていきたいと思います!!
ps.駒宮博男先生、持続社会論などを研究され、経済学などの知識も豊富で現代社会を非常にクリアに分析されています。ユーモアもありカッコいい先生です。