すっかり春めいてまいりまして、私の住む地域も、昨日の陽気で一気に桜の開花が進みました。

 (季節感ガン無視で桃がなっているのはご愛敬です)

 

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 そんなこんなで、今回数えた本棚は以下の通りでございます。

 

 

 上橋菜穂子26冊、酒見賢一先生20冊、倉知淳先生7冊、それから星新一先生と他のショートショート作品が計38冊。

 

 やっぱり、この中で一番印象に残っているのは酒見賢一先生の『後宮小説』でございます。

 

 第一回ファンタジーノベル大賞受賞作!

 

 そのあまりの完成度に以降の同賞のハードルを爆上げてしまった作品です(ちなみに第二回は該当作ナシのはず)。

 

 ある選考委員をして、“シンデレラと三国志と金瓶梅とラスト・エンペラーを併せた”と言わしめた作品。

 たかだか300頁弱の物語の中に、確かに極上のエンタテインメントが詰まっています。

 

 書店でこの作品を何気なく手に取った時の衝撃を、今でも忘れることが出来ません。

 

 なんと言っても、冒頭の17文字です!

 

 このインパクトを越える作品に、私は未だ出会っていません真顔

 

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 それからこちらは、性懲りもなく(笑)、新たに買った本でございます。

 

 気が付けば、2週連続で上田早夕里先生の作品を買ってます。

 

 やっぱり好きなんですよねぇデレデレ

 (ただ、600頁ってのは、なかなか手強いあせる