意外に多い？筋力低下から腰痛に！
体幹筋と腰痛の関連性についての
最新研究が注目されています。
体幹筋は、
胴体を支え、
姿勢を維持する
重要な役割を果たしています。
しかし、
現代社会では、
長時間の座り仕事や
運動不足などの要因により、
体幹筋が衰えることがあります。
この衰えが
腰痛の原因となることがあります。
大阪市立大学の研究グループが行った研究では、
体幹筋量が少ない人ほど
腰痛の発症や悪化のリスクが
高まることが示されました。
体幹筋の衰えは、
腰部の安定性や
姿勢のコントロールに
影響を与えるため、
腰痛の発症を招く可能性があります。
例えば、
体幹筋が衰えると、
長時間座り続けたり、
物を持ち上げたりするときに、
腰に負担がかかりやすくなります。
さらに、
体幹筋の衰えは
日常生活の動作にも
影響を与えます。
例えば、
姿勢の維持や
バランスを保つために
体幹筋が必要な動作が
困難になることがあります。
その結果、
日常生活での活動が制限され、
腰痛の症状が悪化する可能性があります。
しかし、
体幹筋を鍛える
トレーニングを行うことで、
腰痛の予防や緩和に
効果があることがわかっています。
体幹筋トレーニングは、
腹筋や背筋を中心に行われ、
姿勢の改善や
腰部の安定性の向上に
効果があります。
これにより、
腰への負担が軽減され、
日常生活での動作がよりスムーズに
行えるようになります。
また、
体幹トレーニングは、
腰痛の再発を防ぐための
重要な要素でもあります。
腰痛の症状が改善した後も、
定期的なトレーニングを継続することで、
体幹筋の強化や姿勢の改善を維持
することができます。
これにより、
腰痛の再発リスクを低減し、
健康的な生活を送ることができます。
以上のように、
体幹筋と腰痛の関連性は、
現代社会における重要な健康問題の一つです。
体幹筋トレーニングを取り入れることで、
腰痛の予防や緩和に効果があることが示されています。
今後も、
より詳細な研究が進むことで、
腰痛対策のさらなる向上が期待されます。
出来るならば、
体幹筋トレーニングは
40歳〜50歳からはじめるのが効果的です。
筋力低下を自覚してからの
トレーニングよりも
自覚する前からはじめた方がより効果的です。
参考文献
独立行政法人 労働者健康福祉機構 労働者健康福祉機構
「職場における腰痛の発症要因の解明に係る研究・開発、普及 研究報告書
保健指導リソースガイド
体幹筋量が減ると「腰痛」は悪化 日常生活の動作が困難に 世界で初めて大規模データで解明
大阪市立大学研究グループ
体幹筋量と腰痛が関連することを世界で初めて明らかに
