高台避難「まだ恐怖心が」 被災地に津波、3?11後初 | 玄海原発のブログ

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 三陸沖を震源とする地震で岩手県大船渡市で10センチの津波が観測されたほか、同県宮古市、釜石市、久慈市でも津波が確認され、3月11日以降初めて被災地に津波が到達した。盛岡地方気象台によると、東日本大震災の余震とみられる。

 この地震で津波注意報が出されたことを受け、岩手県内では、大槌町が避難指示、大船渡市、釜石市などが避難勧告を出した。釜石市では防災無線で高台への避難を呼びかけ、計87人の避難を確認した。

 「津波到達予想時刻は10時30分です。沿岸の住民は引き続き十分警戒してください」。午前10時ごろ、大船渡市では注意を呼びかける防災無線と消防車のサイレンが鳴り響いた。

 孫娘(5)と避難した同市大船渡町笹崎の女性(55)は「孫娘が地震やサイレンをとても怖がるんです」と避難した高台から海岸線を見つめた。孫娘は「一人は怖いでしょ。でも、みんなでいると安心」。3月11日の津波で親類を亡くした女性(76)は「まだ恐怖心があります」と不安を口にした。

 一方、津波浸水想定区域内の道路を通過する車も絶えなかった。大船渡市の高台に避難した田中泉さん(75)は「あれだけ被害を被ったら危険な道路はすぐに通行止めになって、誰も通らないと思っていたのに」と話した。

 同県陸前高田市では午後0時20分ごろの満潮に向けても警戒した。「避難指示までいかないのですが、お願いです」。道路沿いでは警察官や消防署員らが立ち、沿岸地域に行かないよう呼びかけた。