愛を選択できる時、僕らは自由だ。
限りなく自由だ。
恐れの中で、癒えぬ過去の傷のせいで、
僕らは、時に、愛を抑圧する。
助けてしまえば、許してしまえば、笑ってしまえば、
楽なのに、自由なのに、僕らは時に、それを妨げる。
不思議なほどに、僕らは、愛を留める。
それが苦しい。それが、つらい。
僕らは愛の不在に苦しむのではなく、
自らの中に湧き出る愛を留めることで、苦しむんだ。
愛を選択するのなら、そこに不自由はない。
そこに被害者は存在できない。
愛は僕らを自由にする。
愛だけが、僕らを、解放する。