それは「ルール」ではない。 | 須藤峻のブログ

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すどうしゅんによる、心の探究日誌。
生きることは不思議に満ちてる。自由に、自在に生きるための処方箋。

この世界には、たくさんの”先生”がいて、
僕らに、すべきこと、してはならないことを、教えてくれます。

・人に優しくしなさい
・感謝をしなさい
・エゴイスティックに振舞ってはいけない
・ネガティブな言葉を使ってはいけない
・身体に悪いものは、食べてはいけない
・人を恨んだり、妬んだりしてはいけない etc etc

リストは続きます。
ん~このリストを守れば、幸せになれる・・・・気がしませんよね。
その直感は、まったく正しい。

大きな、勘違いがあるのです。
実は、それらは、「ルール」ではない。

それらは、従うべき指標でも、
守るべき戒律でもないということです。

それらは「結果」についてのステートメントなのです。
適切に言い換えてみましょう。

あなたが、本当に、あなたを生きることができた時に、
あなたは
・人に優しくすることになります。
・感謝をもって、生きることになります。
・エゴイスティックに振る舞うことはなくなります。
・ネガティブな言葉を使わない自分に気がつくでしょう。
・自然と、身体が求めるものを、食べることになるでしょう。
・人を恨んだり、妬んだりした自分を、忘れてしまうでしょう。

あなたが、あなたへと戻っていく、愛の旅を続けていくのなら、
あなたは、そこまで、たどり着けるでしょう。

そういう、メッセージ。

それをルールだと読み替えてしまうと、
その人は、等身大の自分から、離れてしまいます。
自分の中の、批判的で、暴力的で、妬ましい部分を、
ないものにしてしまうのです。

すると、そんな自分の「シャドー」を投影するために、
自分の眼の前に、批判的で、暴力的で、エゴイスティックな人を
呼び寄せ続けてしまうことになる。

自分が、そんな場所にいるかもしれない・・・と思うのなら、
一度、~すべき、~してはいけない・・・というルールを、
捨ててみることです。

そこで自分に禁止していたモノを、やってみる。
勇気がいるかもしれません。
でも、始めてください。
怒り、悲しみ、傷つけ、悪口を言い、助けを求め
わがままを言い、自分のために生き、気遣いをやめ、
好きなものを、好きなだけ食べる。

その等身大の自分を、見つけてみる。
きっと、そこで始めて出会う自分がいます。
そこには、必ず、新たな発見と、新たな学びがあるでしょう。

僕らは、どんな生き方をすることもできます。
「人に優しくする」というルールを生きることもできます。
「人に優しくない自分に、正直に生きる」ということもできます。
そこで、異なる学びがある、それだけのことです。

どちらの生を望むのか。
どんな生き方を、したいのか。
選べば、そこに、道ができる。

僕は、ルールを手放していく道を歩いてきました。
その旅は、まだ途上です。きっと、終わることはない。
ひとつ言えることは、この道は・・・楽しいよ!ってことです。
・・・こんな終わりかたで、スミマセンが、
今日は、こんなところで♪