雨の日は、雨の日を愉しもう | 須藤峻のブログ

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すどうしゅんによる、心の探究日誌。
生きることは不思議に満ちてる。自由に、自在に生きるための処方箋。


晴れの日は、晴れの日を
雨の日は、雨の日を、愉しもう。

嘆こうとも、歓迎しようとも、
どちらも、必ず、訪れるモノ。

だから、愉しもう。
雨から教わり、太陽から学ぼう。
雨を堪能し、太陽を味わおう。

そこには、いかなる優劣も善悪もない。
それは、ただ、等しい契機なのだ。

愉しむとは、即ち、そこに「居る」こと。
雨の日は雨を、晴れの日は太陽を、生きることだ。

雨の日に太陽を思い、晴れの日に雨を思う時、
僕らは、そこに「居ない」。
そこに「居ない」者に、雨と太陽の言葉は響いて来ない。

だから、
慌てて雨乞いをする必要も、
必死に太陽を求める必要もないのだ。
雨の理由も、晴れの理由も、探さなくていい。
天気を変える必要はないのだから。

僕らにできること、僕らがすべきことは、
ただ愉しむこと。
雨と太陽を、愉しむこと。

四季の移ろいに、空の表情に、委ねて、
与えられた雨と光に生きる時、
僕らは、しなやかで強靭な樹木の様に、
しっかりと根ざし、その枝を天に伸ばしていくだろう。

その梢は、雨宿りの少女と、木陰に休む少年を
同じ喜びを持って、受け入れるだろう。
そして、その旅立ちを、同じ様に祝福するだろう。

雨の日も、晴れの日も
きっと、出会いがあり、別れがある。

僕は、そこにまっすぐに向き合っていきたいな。
涙の日も、笑顔の日もあるけどさ、
僕は、そんな人生を、とても美しいと思うんだ。