朝、のんびりと起きて、少し家事をやって
今日のプランを立て、夜のうちに届いたメールを返したら
ヨガのクラスに参加して、汗を流す。
良い気分で、昼食をとり、お気に入りのカフェに移動、
コーヒーを頼んで、音楽を聞きながら、好きなことを考え、言葉にしていく。
人に会って、それを伝える。
これが、僕の基本的なライフスタイルである。
今、ひとつの、理想が実現しつつあると思う。
数年前、僕は、ほとんど同じ様な状況にいた。
そして、毎日なんだか焦っていた。
・生活基盤を作らなくては!
・”仕事”をとらなくては!
・お金を稼がなくては!
・独立した自分の選択が、正しかったと証明しなくては!
そんな内なる声に導かれるまま、僕は、懸命に、動こうとした。
今思えば、「自分の現状=このまま」を、全力で否定していたわけだ。
この、自らによる現状の否認、いま・ここ・わたし の否定は
・急かす者(須藤くん、このままじゃダメだよ!と言ってくれる、心ある方々)
・手間のかかる仕事(時間をつぶせて(kill time)、労力を使わせてくれる作業)
・不得意分野へのチャレンジ(今の自分を”変えてくれる”契機)
を、正しく目の前に創り出すことに成功した。
(それを求めているんだから、正しく実現されたわけだ)
そこで僕を待っていた出来事は、僕にホントに多くの「学び」をくれた。
それらを学ぶために、僕はその道を選んだのだ。
今、振り返ってみると、その必然性がよりいっそう強く感じられる。
忙しくも、愉しい日々であった!
関わってくださった皆さん、ホントにありがとう。
そして、僕は、もう一度、ここに戻ってきた。
今、あの日と同じ情景を、目の前に創り出した。
あの日と同じカフェで、同じ椅子に座り、コーヒーを飲みながら、
僕は、もう一度、自分に向き合っている。
自分が自分の人生に、何を与えていくのか。
セカイはいかに呼応してくれるのか。
そこから僕は何を学ぶのか。
そして、学びを経た自分は、どんな景色を眺めているのか。
僕は、この「始発」を、どきどきしながら体感している。
色々なモノが水面下でつながって、カタチになろうとしているのがわかる。
ある瞬間、明確な輪郭を持った「対象」として成立するのだろう。
僕は、そのまだ名付け得ぬモノの生成を見つめている。