ニュージーランドから日本に移住した際、日本で行った手続きを書き留めておきます。

 

日本に着いた直後は横浜観光をゆっくり楽しんだので、私の地元の市役所に向かったのは、入国日から1週間ほど経っていた月曜日でした。

さぁ、現実と向き合う時間ですプンプン

 

この日の課題(?)は、

  1. 転入届の提出
  2. 国民健康保険に加入
  3. 国民年金に加入
  4. 婚姻届の書き方について相談

の4点。

 

1時間ぐらいで全部終わるだろうとのんきに考えながら、市役所に着くと…。

 

まぁ、人がたくさん!ガーン

 

私の地元はそんなに大きな町でもないのですが。

月曜日だったからでしょうか?

 

人の多さに動揺しながらも、整理券を受け取り。

順番を待っている間に転入届を記入しておくことにしました。

 

が、

彼の名前はカタカナで書く?英字で書く?

世帯って何?

世帯主との続柄?

同棲の場合はどうすればいいの?

彼の本籍?

旧住所?

 

どう書けばいいのか分からない欄がたくさん。

こればっかりは考えても仕方ないですし、無理に記入して、後から書き直さなければいけないとなると面倒。

自分たちの順番が回ってきた時に窓口で直接聞こう、と諦めました。

 

と、そこに。

順番待ちの人たちに用件を聞いて回っている市役所の方が、私たちのもとへとやってきました。

今がチャンス!と持っていた質問すべてを投げかけました。

 

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カタカナと英字、彼の名前はどちらを使えばいいのでしょうか?

お持ちの在留カードに書いてある通りにご記入ください。

(彼の場合は英字。)

 
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海外から転入してきたのですが、旧住所、そして、彼の本籍欄には何を書けばいいのでしょうか?

旧住所は、転入前に住んでいた国名のみで大丈夫です。

外国籍のお客様は、本籍欄に国籍を記入してください。

 
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世帯のことがよく分からないのですが…。

一緒に住んでいるなら同一世帯となるんですか?

もうすぐ結婚する予定ではあるのですが、まだ結婚していない場合、世帯主との続柄はどう書けばいいのでしょうか?

世帯って、住居と生計、まぁ、家計ですね、を共にしている人たち、って感じです。

 

同じ家に住まわれていても、世帯を別にすることはできますよ。

その場合、お二方とも世帯主となります。

世帯主欄にはそれぞれご自分のお名前、世帯主との続柄の欄には「本人」とご記入ください。

 

同一世帯にする場合、世帯主でない方は、世帯主との続柄の欄に「同居人」とご記入ください。

 
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え?え?(←軽く混乱状態)

別世帯にするか、同一世帯にするかで何か違いがあるんですか?

別世帯ですと、市役所からのお知らせなどは世帯ごとに送らせていただいているので、お二方それぞれに連絡が行く形になります。

同一世帯の場合、世帯主の方にまとめてお知らせが届くことになります。

 

もうすぐ結婚されるとのことですが、同一世帯の場合、入籍後、特に手続きは必要ありません。

世帯主との続柄は「同居人」から「妻」へと自動で変更されます。

ですが、別世帯の場合、入籍後、世帯合併をする必要がありますので、世帯変更届を出していただく必要があります

 
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と、市役所の方が分かりやすく説明してくださいました。

 

手続きは少ない方がいいし、どちみち生計を共にしているので、同じ世帯に入ることを即決。

世帯主は彼にお願いしました。

男性である彼に世帯主になってほしい、となんとなく思ってしまった私は考え方が古いのかな?

ちなみに、彼に世帯主になってもらったよ~、と父に報告したら、びっくりしてました爆  笑

 

さて、転入届は無事に提出。

次は、国民健康保険と国民年金への加入です。

 

ニュージーランド人の彼ですが、日本に長期間住む予定なので、国民健康保険と国民年金、両方に加入する必要があります。

私も現在お勤めしていないので、国民健康保険と国民年金に加入しなければいけません。

 

ちなみに、海外から引っ越してきた場合、海外で収入があっても、昨年度の収入はゼロとみなされるそうです。

移住はどうしてもお金がかかるので、保険料が安くなるのはありがたいですね。

 

その場で保険証を発行していただけました。

私が日本に住んでいた頃の保険証はちゃんとしたカードだったけれど、今はペラペラの紙なんですね。

(いや、私の市だけ?どこも紙タイプなのかな?)

 

年金のほうも、頼りになる感じのテキパキしたおばさまが対応してくださり、すぐに手続き完了。

 

最後は、婚姻届の書き方の相談。

未記入の婚姻届を持って、別の窓口へ向かいました。

対応してくださった方は、たくさんの質問に一つ一つ丁寧に答えてくださり、とても助かりました。

(国際結婚の場合の婚姻届の書き方・必要書類等は別記事でまとめます。)

 

土曜日に婚姻届を提出したいことを伝えると、「今説明した感じで書き方分かったかな?大丈夫そう?」とちょっと心配な様子の係員の方。

「あ、でも、入籍日前の平日に必要書類一式をまた持ってくるので、最終チェックしていただけますか?」と聞くと、「あ、うん、絶対そのほうがいい!指差し」と安心した表情でした。

私たちの入籍の届け出がスムーズにいくように気遣ってくれていると感じ、なんだかとても嬉しい気持ちに。

 

これですべての手続きが完了!

時間は2時を過ぎていました。

お腹ペコペコ…。

ランチのお店はほとんど閉まっていたので、ガラガラのスガキヤでラーメンを食べて家に帰りました。

 

一通り手続きを済ませた感想は…、

 

市役所の人たちが優しかった!

 

どの窓口でも、みなさん丁寧に対応してくださり、私が質問をたっくさん投げかけても一つ一つ分かりやすく説明してくださいました。

感謝の一言に尽きます。

 

市役所関連の手続きが終わったので、次は彼の銀行口座の開設です。

これが意外と大変で、、、ショボーン

次回に続きます。