1ヶ月前、かかりつけの病院から「子宮頸がん検診を受けてください」と連絡が来ました。
スマホへのショートメール、病院のアプリのメッセージ、そして、登録してあるメルアドへのメールと、さまざまな角度から攻めてきた(?)病院。
患者の目に留まるように工夫しているんでしょうね。
子宮頸がん検診を受けたことは今まで一度もなかったので、正直言って、検診を受けるのは億劫でした。
病院に電話して予約を取り、仕事がない日に病院に行って検診を受ける、という過程も、大事なことだとは分かっているのですが、面倒と感じてしまいます。
そんなこんなで、ズルズルと先延ばししていましたが…。
「数独に何かあったら悲しいし、ちゃんと検診を受けてきて!」という彼の後押しもあり。
そして、検診は無料で受けられるとのことだったので、重い腰を上げて予約を取りました。
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検診当日。
かかりつけの病院に行き、待合室でボケーッと座っていると、通りすがりの看護師さんが「あら、素敵なブーツね 」と褒めてくれました。
単純な私はそれだけでテンションが爆上がり。
マスクの下でニヤニヤしていると、40代ぐらいのふくよかな看護師さんが登場。
診察室へと案内されました。
検診をするのは女性だろうな、とは思っていましたが、実際に女性の看護師さんで一安心。
「今日の調子はどうですか?」「風邪やインフルエンザの症状はないですよね?」などという簡単な質問から始まりました。
「えっと、以前の検診はいつだったのかな…」とパソコン上の私のファイルをチェックしている看護師さん。
「あ、今回が初めてです。」と伝えると、「あら、初めてなの~!?」となぜか嬉しそう…?
ガサゴソと机の引き出しから小さな模型を出してきて、検診の内容を丁寧に説明してくれました。
問診を済ませ、いざ、細胞の採取。
まず、使用する器具を見せてくれて、その器具をどう使うのかざっと説明してくれました。
診察中も、何をしているか説明してくれましたし、私が緊張しないように、優しく、そして、気さくに話しかけてくれました。
検診の後、多少の痛みや出血があるかもしれない、とネットで読みましたが、私は特に何もなく。
「午後からのお仕事頑張ってね~」と看護師さんに笑顔で見送られて、無事終了。
検診を終えて思ったことは、こういうデリケートな検診は、お医者さんや看護師さんによって大きく左右しそうだなぁ、ということ。
私の場合、とても良い看護師さんに当たったと思います。
おかげで、当初感じていた不安感や緊張感が払拭されましたし、次回の子宮頸がん検診に向かうことにも抵抗を感じなくなりました。
(最初に不快な体験をしてしまうと、次回が億劫になりそうですよね。)
私の話を聞いた彼も「良い看護師さんで良かったね」と一緒に喜んでくれました。
病院を後にしたら、月末のレポートのお仕事があったので、そのまま職場の公文式教室へ直行。
その前に、ちょっとスーパーに寄って、頑張った自分へのご褒美を買いました(自分に甘い!)。
甘くておいしい、アイスココアのような飲み物です。
大学時代の友人がハマっていた飲み物なので、母国パキスタンに帰った彼女のことを懐かしく思いながらいただきました。
実の妹のように私のことを可愛がってくれた彼女。
「子宮頸がん検診を受けてきたよ!」って言ったら、「偉かったね!頑張ったね!」って褒めてくれそうだなぁ
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さて、結果の方ですが。
検診を受けて1週間も経っていなかった昨日、病院から連絡が入り、結果は異常なし、と。
彼も私もホッと一息。
1年後にまた検診を受けてください(その後は3年に1回の検診で良いそう)、とのことでしたが、今度の検診は日本で受けることになるでしょう。