彼の29歳の誕生日だった先々週の土曜日の翌日。

 

彼のご両親に誘われて、彼のご両親、甥っ子2人、彼と私の6人で、アニメ・ゲームのイベント『アルマゲドン(Armageddon)』に行ってきました。

その類のイベントとしてはニュージーランド最大級のものです。

 

1995年に初めて開催され、今では複数の都市で開かれるまでに。

今年も、オークランド、ウェリントン、クライストチャーチ、タウランガ、パーマストンノースの5都市で開催されています。

 

私たちが向かったのは、タウランガ(Tauranga)。

私たちが住んでいる町から車で一時間半ほどのところにある海岸沿いの町です。

 

入場料は、13歳以上は$15(1,250円)。

5歳から12歳は$10(840円)。

5歳以下は無料です。

 

チケットを購入して、会場の中に入ると、アニメやゲーム関連の商品を売っている売店がたくさん並んでいました。

 

 

フィギュアはもちろんのこと。

 

ぬいぐるみやポスターなど。

 

可愛いプリントのTシャツもありました。

 

刀や剣なども売られていましたが、本物じゃないですよね…?

 

甥っ子、上の子は鬼滅の刃のパーカーを、下の子は鬼滅の刃のイラストが入った帽子と着物の女の子のイラストが入ったマウスパッドを、それぞれ自分のお小遣いで買って、嬉しそうにしていました。

 

アニメだけではなく、ゲームのイベントでもあるので、ところどころにゲームが遊べるコーナーが。

といっても、たくさん人がいるので、どういう仕組みなのかよく分からず。

一人何分までという制限もなさそうでしたし…。

順番に交代している感じでもなく、特にスタッフも見当たらず。

ゲーム好きの彼に「なにかやりたいのある?」と聞いてみましたが、「待つのが面倒だから、別にいい」とのこと。

入場者ができるだけ公平に遊べるように、運営側はもう少し努力するべきかなぁ、と感じました。

 

これはマリオカートかな?

 

こちらは鉄拳。

 

大きなスクリーンでダンス系のゲーム。

 

昔懐かしのパックマンのゲーム機もありました。

 

他にも、VRを体験できるコーナーやコスプレをした人が写真を撮るコーナーなどがありました。

見て回っただけで、結局、何一つ参加しませんでしたが。

 

売店やゲームコーナーとは別の一室に入ってみると。

別料金ですが、子供用の屋内障害物コースがありました。

 

その反対側に、ゲストのサイン会とやらが。

 

一人目のゲストは、ジョー・ジージャ(Joe Zieja)。

トランスフォーマーのアニメやファイアーエムブレムというゲームの声優をされているようです。

全く知らない…。

 

二人目のゲストは、マイク・マクファーランド(Mike McFarland)。

ドラゴンボールの亀仙人とヤジロベー、進撃の巨人のジャン・キルシュタインの英語版の声優さんとのこと。

進撃の巨人のシーズン1とシーズン2、日本語版も英語版も見たことがあるので、「おぉ!あのジャンの声優さんなんだ!」と少々テンションが上がる私。

 

上の写真には人が写っていますが、私と彼がサインをもらおうか悩んでいる時は、誰一人としてサイン会のコーナーにはおらず。

ちょっと勇気がいりましたが、せっかくなので、サインをもらってきました。

手ぶらで帰るのも悲しいし、はがきサイズのポストカードは無料でしたしね。

進撃の巨人もドラゴンボールも好きな甥っ子二人は、私がサインをもらってきたのを見て、「僕たちも!」とサインをもらってました。

 

さて、初めて行った『アルマゲドン(Armageddon)』のイベント。

振り返ってみると…。

  • 営利目的のイベント
アニメ・ゲームのイベントですが、アニメ・ゲームのファンのためのイベントではなく、正直言って、とにかく営利目的のイベントだなぁ、と感じました。
入場料を払って入った会場は、アニメのグッズが売られている売店ばかり。
売られているものも、日本のリサイクルショップで安く手に入れられそうなグッズもあったりで、品質も微妙。
売店だけではなく、アニメやゲーム関連のものの展示や、無料で遊べたり、体験できたりするものがもっとあればよかったかもしれません。
 
声優さんのサインをもらいに行った時も、「進撃の巨人のジャンの声優さんなんですね」と一言二言交わしたぐらいで、「このはがきサイズのカードなら無料でサインするよ。こっちの大きいポスターにサインが欲しかったら$30(2,500円)。」とすぐに商品の話へ。
後でウェブサイトでチェックしたら、声優さんと一緒に写真を撮りたい場合も$30(2,500円)かかるそうです。
サイン会の会場は閑古鳥が鳴いていたぐらい、人は全然集まってなかったし…。
トム・クルーズとかブラッド・ピットとかいうレベルじゃないんだから、ちょっとぼたっくりすぎな気が…。
  • アニメやゲームのレパートリーが少ない
売られているグッズなど、種類が限られています。
こちらで主に流行っている、鬼滅の刃、呪術廻戦、進撃の巨人など、主流なアニメばかりでした。
特に鬼滅の刃のグッズは、これは鬼滅の刃フェスティバルか!とツッコミたくなるほど、至る所に売られていました。
もっといろんな種類のアニメのグッズを取り扱ってくれればなぁ、と思いましたが、人気なアニメのグッズのほうが売れるだろうし、仕方ないのかもしれません。
 
ゲーム関連のグッズの種類もかなり乏しく。
私が好きなゲーム、オーバーウォッチ(Overwatch)、彼の好きなゲーム、ロストアーク(Lost Ark)やダークソウル(Dark Souls)関連のものは一切見当たりませんでした。
期待していたわけじゃないけど、ちょっと残念。
私たちの好きなゲームだけではなく、全般的にゲーム関連のものはあまり見当たりませんでした。
  • 子供には楽しいイベント

欠点ばかり書いてしまいましたが、子供にとっては楽しいイベントだと思います。

現に、彼の甥っ子二人(10歳と8歳)は、満足した様子でした。

アニメやゲームが身近に感じられる日本を経験したことがある彼と私にとってはイマイチなイベントかもしれませんが、そういう機会がなかなかないニュージーランドでは、十分充実したイベントといえるかもしれません。

 

が、来年誘われたとしても、行くことはないと思います。

一度は行ってみてよかったかな。

 

今回の経験をもとに、日本でのやることリストの項目が一つ増えました。

それは、「アニメ・ゲームのイベントに行ってみる」というもの。

アニメ・漫画・ゲームの本場である日本でのイベントと比べてみたい、というのが主な理由。

コロナのせいでいつになるか分かりませんが、絶対実行するぞ~!