先日、英検1級合格を目指している方のブログに巡り合いました。

ブロガーさんの意気込みや勉強の進捗状況などを読んでいたら、自分が英検1級に合格した時のことを思い出して、懐かしい気持ちに。

 

私が英検1級を受けたのは、9年前の2013年。

二度目のワーキングホリデーを終え、日本に帰国してから一年ほどした時でした。

 

そういえば、どんなスコアで合格したんだろう?

受かったことは覚えていても、点数までは覚えておらず。

 

どうしても気になったので、早速、英語検定協会に合格実績照会の申請をしました。

「20営業日をめどに照会結果をメールにてご連絡差し上げます。」とのこと。

 

20営業日も待ちきれない!と思っていた矢先、ひょんなことから、英検の結果の照会申請をした旨を父に伝えると。

合格証書や成績表は実家に保管してあったので、父が写真を撮って送ってくれました。

知りたくてウズウズしていたので、父から写真が届いた時には大喜び。

(この場を借りて、お父さん、ありがとう!父さんが思っている以上に喜んでた娘だよウインク

 

こちらは合格証書。

 

お次は、個人成績表。

ちなみに、9年前の英検の配点は、現在の仕組みとはかなり異なっているようなので、その点はどうぞあしからず。

 

正直なところ、素晴らしい成績で合格したんだろうな、と思ってました(何様!?)。

 

まずは、筆記とリスニングを試される、一次試験の結果。

 

私の得点 82点
合格点 78点
満点 113点
合格者平均点 85点
全体平均点 62点

 

あれ…?

合格点ギリギリじゃん!

合格者平均点より低い点数だし…。

 

分野別の得点を見てみると、さらに衝撃的な事実が!

 

分野 得点/満点
語彙・熟語 23点/25点
読解 26点/26点
リスニング 29点/34点
作文 4点/28点

 

作文が4点…?

28点中、4点…?

ひ、ひどすぎる。

 

4点しかもらえなかったなんて、一体何を書いたんだろう?

採点済みのテスト用紙が返却されるわけでもないので、謎は深まるばかり。

作文の内容が何だったかは覚えていませんが、過去問を見てみると、

  • 現代社会で、個人のプライバシーを守ることは可能か?
  • 科学技術への投資は政府にとって最優先事項か?
  • 経済制裁は外交政策において効果的な手段か?
などの質問があり、今見ても難しそうな話題ばかり。
 
ワーホリで海外に住んでいたとはいえ、難しい内容の作文を書く機会なんてあるわけもなく。
これは4点しか取れなかったのも納得です。
他の分野の点数が良かったのが命拾い。

 

さて、一次試験に合格すると、二次試験(面接形式のスピーキングテスト)が待ち受けています。

 

面接は、まず簡単な日常会話から始まります。

その後、5つのトピックが書いてある紙を渡されるので、その中から1つトピックを選び、そのトピックについて、2分間ほどスピーチをしなければなりません。

(スピーチの内容を考える時間が1分間与えられます。)

2分間のスピーチの後、スピーチの内容や話題に関連した質問を聞かれます。

 

英検のウェブサイトに載っている問題例には、

  • 国連は国際政治においてどんな役割を果たすべきか?
  • 貧困層を援助する責任が富裕層にはあるか?
  • いかなる時でも伝統は保存されるべき?
  • 教師が生徒を評価するように、生徒も教師を評価するべきか?

などのトピックが載せられていました。

 

私の二次試験の時のトピックですが、9年も前のことなので、残念ながら覚えていません。

日本に帰ってきて英語を使う機会が一切なかったので、一年ぶりに英語で会話できてすごく楽しかった、というのが面接の印象でした。

 

そんな二次試験の結果はこちら。

 

私の得点 70点
合格点 60点
満点 100点

 

う~ん、余裕で合格という感じではなかったようです。

 

分野別の得点を見ていきましょう。

 

分野 得点/満点(%)
スピーチ 18点/30点(60%)
対話 24点/30点(80%)
語彙・文法 12点/20点(60%)
発音・アクセント 16点/20点(80%)

 

スピーチ、語彙・文法は合格ラインギリギリ。

二度のワーホリを終えた後なので、面接官とのやり取り、発音・アクセントでそこそこ良い点が取れているのは納得なところです。

 

優秀な成績で合格したんだろうな、と思い込んでいた私。

当時の自分の英語力を過信していたようで、記憶改ざんが半端ないですね。

今1級を受けたら、どんなスコアが取れるのかなぁ、なんてね。

 

さて、そんな英検ですが。

個人的な見解ですが、資格の有効期限がないのが、英検の素敵なところ。

一回合格してしまえば、一生資格保持者でいられるというわけです。

他の英語試験、IELTSやTOEFLには2年間という期限があるので、私はどうも嫌いです(なぜ?)。

TOEICとTOEFLは受けたことはありませんが、IELTSはニュージーランドの大学に入学する際に受けました。

また気が向いたらIELTSのスコアも公表するかもしれません。

 

ではでは、英検合格を目指している皆さん、頑張ってください!

遠い異国の地から応援してます!