ニュージーランドってどんなもの食べるの?と聞かれることがしょっちゅうあるのだけれど、答えに毎回困ってしまう。
なぜなら、いろんなものが食べれるから!
外食するなら、日本食、中華料理、台湾料理、韓国料理、タイ料理、ベトナム料理、マレーシア料理、イタリア料理などなど…。
挙げればきりがない!
うちごはんも、ニュージーランド人の彼が料理上手なのと、様々な食材が手に入るおかげで、レパートリーが豊富。
食べログでそんな私の食生活を紹介したいと思います。
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今回は食べログというより、飲みログという感じでしょうか。
4カ月前に作ったレモン酒について。
我が家から車で10分ほどの彼の実家には、とても優秀なレモンの木があります。
レモンがついていない時期なんてあるのかな?と思わせるぐらい、いつもたっくさんのレモンがなっていて、レモン好きの私にとっては、とてもありがたい。
もらう時は一度に10個ほどもらってきます。
彼の実家にお邪魔するたびにたくさんもらっても、収穫しきれず、地面に落ちて腐ってしまっていることも。
それだけ大量にレモンがなっているわけです。
さて、年末年始にかけて2週間の休暇があった、去年(2021年)の12月末。
果実酒を作ってみたいと言い出した彼。
すぐに手に入るレモンを使って、レモン酒を作ることにしました。
用意したのは…
- ウォッカ(アルコール度数 40%)1リットル
- レモン 9個
- 氷砂糖
日本では果実酒用のホワイトリカーがよく売られていますが、ニュージーランドの酒屋さんには一切見当たらず。
もともとウォッカが好きだったので、ウォッカを代わりに使うことにしました。
後で調べてみたところ、ウォッカは特に香りも癖もないので、ホワイトリカーの代用品になるそうです。
使ったのは、私が10年以上愛飲しているウォッカ「ABSOLUT VODKA(アブソルート ウォッカ)」。
スウェーデン産のウォッカです。
日本に住んでいた頃、ありとあらゆるウォッカを試して、最終的に「これが一番おいしい!」と落ち着いたウォッカなので、味は信用できます。
アブソルート ウォッカ以外にも、フランス産の「Eristoff(エリストフ)」やフィンランド産の「Finlandia(フィンランディア)」もおすすめ。
ニュージーランド産の「Stil(スティル)」や「42 below(42 ビロー)」もおいしいですよ。
ウォッカで有名な「SMIRNOFF(スミノフ)」はあまり好きではありません。
ロシア産のウォッカも、いろいろ試してみましたが、アルコール感が強すぎて(?)、どうも苦手ですね。
注射の時に腕に塗られるアルコールを飲まされてる感じ(いや、どんな感じ)。
それに比べて、私が好きなウォッカ類は口当たりがよく、とても飲みやすいです。
あぁ、話がずれてしまった…。
さて、レモン酒に話を戻して、と。
まず、レモンの皮をむきます。
お酒と一緒に漬け込む用なので、2~3個分の皮があれば十分です。
白い綿の部分はなるべく避けると苦みが少なくなるそうです。
続いて果肉のほうも、白い部分をできるだけ取り除いていきます。
こんな感じ。
なんか可愛い…。
(築地市場で買った東源正久の包丁は彼のお気に入りです。)
適当な大きさに切ります。
煮沸消毒した容器に、レモンの果肉、氷砂糖、レモンの皮を入れ、ウォッカを流し込みます。
レモンの皮は一週間ほどしたら取り出すので、お茶パックに入れておくと便利だそうですが、我が家にはお茶パックなんてないので、そのままぶち込みました(雑)。
1週間後に皮を取り出しましたが、果実は3カ月の間、そのままにしておきました。
一週間に一回は、彼と二人で「どんな感じかな~?」とチェックしていました。
待つ過程も割と楽しかったりします。
辛抱強く待つこと、3カ月。
トニックウォーターと1:1で割って、いただきました。
おいしい!
爽やかなレモンの味がしっかりします。
今までは、ウォッカとトニックウォーターに、絞ったレモン果汁を入れて、楽しんでいました。
レモン果汁をたっぷり入れていたこともあり、結構酸っぱくて(それが好きなのもありましたが)。
それに比べると、レモン酒は、レモンの酸っぱさが氷砂糖によって緩和された感じでした。
1:1で割るといっても目分量ですし、ジュースみたいに飲みやすいので、気を付けないと飲みすぎちゃいそう…。
満足の出来栄えです!
また果実酒を作りたくなったので、レモン酒は別の容器に移すことにしました。
果肉を取り出し、布で濾して固形物をすべて取り除き、出来上がったのがこちら。
自分で言うのもなんですが…、
おいしそう~!!(←ただの酒好き)
お店で売ってそう~!!(←ボトルのおかげ)
容器が空いたので、一昨日、また果実酒を作りました。
1カ月後に試飲してみるつもりなので、なんの果物を使ったかは、その時に公表します!
レモン酒みたいにおいしくできるといいなぁ~。
「おいしくな~れ、おいしくな~れ」と声掛けでもしてみようかな?