彼も無事に三回目のワクチン接種を終えました。

毎回のことですが、彼のほうが副作用がひどかったようです。

といっても、少しの発熱と頭痛が出ただけで、半日安静にしたらもう大丈夫そうでした。

 

さて、3日も過ぎてしまいましたが、今日は、ニュージーランドでのバレンタインデーの過ごし方について。

 

皆さんのブログにも、素敵な手作りチョコの写真やお店で買ったおいしそうなチョコ菓子の写真が載せてあり、目で楽しませてもらいました。

懐かしいチョコ菓子もあれば、見たこともないようなチョコ菓子もあり。

デザインを自分で選べる、オリジナルのチロルチョコなんてのもあるんですね。

やっぱり日本は、お菓子の種類が豊富でうらやましい!

 

ニュージーランドでは、バレンタインデーに女性が男性にチョコレートをあげるという習慣はありません。

もちろん、ホワイトデーもありません。

 

本命にあげるチョコはもちろん、義理チョコや友チョコなどの心配をする必要もないので、楽といえば楽ですよね。

あるブロガーさんは義理チョコが義務チョコになっているとつぶやいており、つい笑ってしまいました。

 

チョコこそ渡しませんが、ニュージーランドでも、一応バレンタインデーは祝います。

 

主流な祝い方として、恋人やパートナーとおしゃれなレストランでディナー。

コロナ渦なので、おうちでいつもより少し豪華なディナーをする方もいるかもしれませんね。

 

また、恋人やパートナーがお互いに贈り物をあげる、というのもニュージーランドでのバレンタインデーの祝い方です。

 

つい最近まで、というか、この記事を書くまで、「ニュージーランドでは、バレンタインデーには男性が女性にプレゼントをあげるものだ。」と思い込んでいました。

だって、花束やら、アクセサリーやら、女性へのプレゼントばっかり宣伝されてますし。

バレンタインデーが近づくと花屋さんはすごく忙しい、とニュースで報道されているぐらいでした。

ホワイトデーもないし、女性は贈り物をもらうだけでお返しもしなくていい、なんて素敵な制度なんだろう、と一人感動していた幸せ者です。

 

が、この記事を書きながら、ニュージーランド人の彼に再確認したところ、「いや、違うよ。贈り物は、性別関係なく、大事な人にあげるの。」と。

「なんだとぉ!?」と驚いてしまいました。

「だからさ、俺への贈り物はどこ?」と、ニヤニヤしながら面倒なことを言い始めたヤツ。

いや、私への贈り物もないくせに、その口がよく言うなぁ、おい。

 

ということで、贈り物をあげるのは、男性から女性へと限定されているわけではないようです。

自分にとって大切な人に贈り物をあげる、というのが習慣なんでしょうね。

男性への贈り物も宣伝されていたのかもしれませんが、自分に都合のいい部分だけ私は見ていたのでしょう。

 

ちなみに、我が家は何もありませんでした。

というか、毎年何もありません。

贈り物もなし。

おしゃれなディナーもなし。

 

今年のバレンタインデーは月曜日で、彼は普通に仕事でしたし、仕事の後はワクチン接種に行ったので帰宅がいつもより遅め。

私も、女性から男性へ贈り物をあげる習慣はないと思い込んでいたので、何もなし。
一応、朝起きた時には「Happy Valentine's Day~!」と言いましたが、それだけだったかな。

 

彼は、以前、同僚のおばさまに「パートナーの数独ちゃんに花束とかあげたことあるの?」と聞かれ、「いや、ないっす。」と答えたところ。

「だめじゃん!あげなきゃ!」と言われたそう。

彼からその話を聞いた私は、「いや、花にお金使うぐらいなら、私の好きなお酒かおいしいテイクアウトでも買おうよ。」と、全然かわいくない反応。

「まぁ、そうなるなわ。」と納得の彼。

私も彼もあまりロマンチックなタイプではないのでね。

二人の関係において、そういう温度差がないのはよいことなのかもしれません。