今日は、日本とは少し違ったニュージーランドの洗濯事情について。

 

我が家の洗濯機は縦型。

もちろんドラム式の洗濯機を使っている家庭もあります。

(ちなみに、彼の実家はドラム式の洗濯機です。)

 

引っ越した時からすでに置いてあった洗濯機なので、私たちの洗濯機というわけではありません。

シェアハウスの場合、家主さんが家具(冷蔵庫、洗濯機、ダイニングテーブルなど)を揃えてくれている場合が多く、自分の家具がなくてもなんとかなるもの。

場合によっては、寝室のベッドやタンスまで用意されてあることもあり、私と彼が以前住んでいた家はそんな感じでした。

日本でも家具家電付きの賃貸物件とかありますしね。

ちなみに、私と彼が現在住んでいる家は、共用スペースの家具家電は全部揃っていましたが、私たちの部屋はただの空き部屋という感じで、家具は何もありませんでした。

 

話が少しズレましたが…。

洗剤は、真ん中の筒状の部分に入れます。

(写真は、筒のフタを外した状態。)

 

この筒、正直言って、邪魔!

特に、シーツやタオルなど、大きめのものを洗濯機に入れる際、気軽にポイッと投げ入れられません。

 

日本と同じく、洗剤には液体のものと粉末のものがあります。

 

洗濯機によって機能はさまざまですが、我が家の洗濯機は割とシンプル。

標準コースの他に、ウール、デリケートな衣類(おしゃれ着)、厚着の衣類(作業着など)や特に汚れがひどい衣類のためのコースがあります。

また、水温、水量、脱水の回転の速さを調節できます。

 

洗濯物はもちろん外干し!

真夏の最近は、干してから数時間で乾きます。

が、この時期は特に日差しが強いため、色あせに注意。

洗濯物を裏返して干さないと悲惨なことに…。

冬場は、天気によっては乾くのに非常に時間がかかり、2日間ほど干しておくことも。

冬でも、日が出ている暖かい日に洗濯すれば1日で乾くので、冬場は天気予報とにらめっこしています。

 

さて、日本で大活躍の物干し竿、ニュージーランドにはありません。

我が家にある洗濯物干しはこちら。

洗濯物を干す部分には(多分)ビニール被覆ワイヤーが使われています。

 

洗濯物を干すとこんな感じ。

 

この物干し、上から見ると若干クモの巣のよう。

干すスペースはたくさんあるし、風がある日はクルクル回ってくれるので、乾くのも早く、助かります。

 

ハンガーなどは使わず、このようにぶら下げて干します。


洗濯ばさみも一風変わった形のものが。

左端にある黄色い洗濯ばさみは、日本でも見かけるようなタイプのものですよね。

 

それ以外のタイプはどうやって使うのかというと。

服がかけてある部分にグッと押し込むだけ。

 

これが意外としっかりしていて、風が強い日にもちゃんと洗濯物を逃さず捕まえておいてくれます。

逆に日本にもある挟むタイプのものは、風が強い日は少し心細いかも。

 

雨が降りそうな日はこちらの室内用の物干しを使います。

 

天気の様子を見ながら、外に出したり、家の中に持ち込んだりできるので、とても便利。

室内干しの場合、我が家はテラスルームが活躍しています!

 

さて、日本ではよく使われているけれど、ニュージーランドではなかなか見かけないものが2つ。

 

1つ目は、靴下などを干すのに使うピンチハンガー。

 

私は、大学時代の友人が母国に帰る時にくれたピンチハンガーを今でも愛用しています。

絶対便利なのに、なんでニュージーランドでは普及しないんだろう?

 

2つ目は洗濯ネット。

日本では絶対の存在なのですが、こちらではあまり見かけません。
何でもかんでもそのまま洗濯機に突っ込むのがニュージーランド流なのでしょう。

 

最後に、洗濯の頻度について。

日本では、毎日洗濯するのが普通、というイメージですが、ニュージーランドでは、洗濯をするのは週に1、2回。

 

私と彼も、脱いだ服は洗濯かごに入れて、洗濯かごがいっぱいになったらまとめて洗濯をする、という感じです。

それがだいたい一週間に一回ぐらい。

フラットメイトのH君も、仕事がお休みの週末に洗濯をしているので、やはり週1。

 

慣れてしまえば、週1の洗濯は断然楽!

日本に移住したら、毎日洗濯するようになるのかなぁ?