日本に彼と一時帰国した時の思い出話。

 

私の実家に泊まっていた際、父と母と彼と私の4人で食料品の買い出しに。

父の車で出かけることになったのですが、出かける前に母の車を家の前の駐車場から動かすよう頼まれました。

 

その日の夕方に姉夫婦が赤ちゃんを連れて会いに来るので、家の前の駐車場を空けておこうというわけです。

 

家の戸締りをしている母を残し、父と彼と私は家の外に。

彼と私は母の車に乗り込み、車を動かす。

車を動かすといっても、すぐ近くの道に路上駐車するだけなので、一分とかからない。

 

車を停め、彼と話しながら家の前に戻ると…

外にいた父がなぜか爆笑。

 

「え、どうしたの?」と困惑する私に、「車を少しだけ動かすのも、一緒にするんだね」と笑う父。

 

二人でいそいそと車に乗り込み、数十メートル先の道に駐車した後、二人で車から出てくる光景はちょっと滑稽だったようです。

 

確かに、彼はついてこなくてもよかったんだけど、別々に行動にすることがほとんどないので、自然と一緒に行動するようになっちゃうんだよね。

 

「ほんと、仲いいんだね」と父も言っていました。

 

そう、彼と私はホントべったり。

 

平日、仕事の合間もちょくちょくメッセージを交換する。

そして、お昼休憩の時には、彼は必ず電話をかけてきてくれる。

彼が実家に顔を出すなら、私も必ずついていく。

彼の友達の輪に私も混ぜてくれるので、友達と遊びに行くのも一緒。

食料品の買い出しや他の買い物も、彼が仕事でなければ一緒に行く。

テイクアウトを取りに行くのも、一人で済むのに(いちいち戸締りをして)二人で行く。

そばにいてほしいとねだられるので、彼が料理する時は私は台所やダイニングルームをうろついている。

起床時間も就寝時間も二人一緒。

 

と、自分たちでも「よくうんざりしないなぁ」と思うぐらい、二人の時間が多いです。

 

また、彼と同棲し始めて5年ほどになりますが、別々に夜を過ごしたのは、その5年の間、6夜のみ。

 

4年半前、私が友達の遠出に付き合ったのが、2泊。

2年前、一時帰国の際に、彼が滋賀県に住んでいる友人に会いに行ったのが1泊。

1年半前、キャンプのボランティアで私が家を空けたのが3泊。

 

離れて過ごした夜も寝る前に電話で話しました。

数晩ぐらい話さなくてもいいだろ!と思うかもしれないけれど、やっぱり話したい。声を聴きたい。

キャンプの時は山の中だったので、電波の良い場所を探すのが大変だったなぁ…。

 

そして、離れ離れになると免疫力でも落ちるのか、家に残った人が調子を崩してしまいがち。

私が友達と遠出した時は、家に残った彼の具合が悪くなり。

彼が滋賀県に遊びに行った時は、私がひどい風邪をひいてしまい。

まぁ、キャンプの時は大丈夫だったので、年々強くなってるかも。

 

共依存?不健康?変わってる?

 

まぁ、夫婦・カップル、一つのあり方が正しいわけではないと思います。

二人が幸せでいられるような、それぞれ、二人にあった関係を築いていけばいいのではないでしょうか。