無事に引っ越しが終わり、インターネットも先週の金曜日に接続完了!
まだいくつか家具を買わなくてはいけないけれど、とりあえずは落ち着いたかな。
さて、引っ越すことになったいきさつを書くつもりですが、その前にニュージーランドの住宅事情を軽く説明しておこうかな、と。
現在、ニュージーランドの住宅価格は高騰中。
住宅価格がこの1年で30%ほど上昇したそうです。
ちなみに、オークランドの住宅の平均価格は一億円ほど。
全国の平均は7500万円ほど。
なんか、もうわけのわからない領域に入っています。
一般人が家を購入するなんて、夢のまた夢。
買ったとしても、頭金で貯金をほとんど使い果たし、住宅ローンと一生お付き合いする感じになりそうです。
ちなみに。
ニュースで先日見たのですが、現在ニュージーランドで一番安く売られている家は$89,000(約700万円)。
しかし、その家は外も中もボロボロ。
木材の部分の腐敗やアスベストの心配など、リフォーム工事に数百万円以上かかるんじゃないかという声が挙げられていました。
そんな住宅市場の状況のせいか、ニュージーランドでは賃貸が主流。
賃貸と言っても、日本でいう賃貸マンション・アパートのようなものはまたバカ高い…。
友人カップルは市内にあるアパートを借りているのですが、家賃は週$550(約4万5千円)。
一か月の家賃は20万弱。
それに加え、インターネット代・光熱費もあります。
結果、日本でいう「シェアハウス」というものが一般的。
一つの家を複数人(家族とかではなく、基本、赤の他人。フラットメイトと言います。)で共用して暮らすという感じです。
自分の部屋はありますが、台所、居間、トイレやシャワーは共用。
前のシェアハウスは、家の所有者である韓国人の家主さんと住んでいました。
シャワーとトイレつきの広い部屋を借りていたので、家主さんと共用するのは台所と居間だけでしたが。
住宅の価格が高いため、家を購入した後も、フラットメイトを募集し、その家賃で住宅ローンを払う、という感じなのかな。
部屋はこんな感じ↓。
新しいフラットメイトを探すために撮った写真なので、普段よりずっと整頓されてます。
(椅子は部屋が小さく見えるかなぁ、と思ったので、部屋から出して写真を撮りました。)
さて、この家に住み始めたのは2年半前。
家主さん(バツイチ、50代女性)とは、付かず離れず、心地よい関係を保てていました。
家主さんの、細かいところまで気を配るところや綺麗好きなところは、私に似ていることもあり、二年半の間、トラブルは一切なし。
しかし、アメリカに住んでいる娘夫婦と息子夫婦に会いにいくことに決めた家主さん。
少なくとも1年は家を空けることになったので、その間、家主さんが使っていた部屋に新しいフラットメイトを入れることに。
この新しいフラットメイトが、私と彼の人生を狂わせることになったのです!(大袈裟。)