ジクレーとは現在もっとも原画の再現性の優れた技法です。デジタル技術と200年の耐久性を誇る顔料インク、そして版画に使用されるコットン100%の無酸性紙を使用しています。ミクロンサイズの粒子を素材に直接吹き付けていく技法なので微妙な色調や筆のタッチまで表現できますがまた職人芸ともいえる技が必要とされます。色校正は作家と何回も納得のいくまで繰り返します。1枚1枚にエディション番号とサインが付けられ美術品の版画として認められています。私の絵の場合1点限定部数150枚です。この技法に出会えたお陰でたくさんの方に絵を楽しんで頂けるようになりました。