1週間くらいでやっとのこと定植作業完了
形状が三角のため、斜め部分がある。
11列位だが、だんだん短くなっていく。
定植は、6㎝ポット苗のアスバラガス。前年に128穴セルトレイ苗から鉢上げしたもの。
鉢体の強固な維持のため、ライムギを前年に混植している。
ホールディガーφ300で穴掘りした部分をアッパーで軽く均すようにしてクワで土を少し補充しつつ、苗を置いて土を覆うように寄せた。
苗の上面は、地面よりも少し高くしている。これは、いずれ雨などで沈下するため。
去年、24㎝ポット苗を似た感じで地面よりも上げたが、沈下が多いものは、5センチ以上沈下していた。
穴掘りの場合、埋め戻しの土は必ず沈下する。
アッパーで均す時にほとんど埋めても、雨が40ミリ以上降ってくれれば、沈下するのでほとんど埋めてもいいかもしれないが、雨が少ない!
上の写真のように、アッパーで穴がわかるくらいに埋め戻ししても、中には埋まってしまったところもある。少ない雨でも沈下して穴の部分がわかるような場合もある。
その他、雨が少しあってから穴の部分の土が湿ったままの場合も穴の位置がわかる場合もある。
苗に土寄せは、小さいスコップを使用した。普通のソリに育種箱+6㎝ポット苗(50個)を乗せて移動。バックレーキに鉄板乗せて育種箱が6枚乗る。写真は、雨で畑の中にトラクター入れたくないため、端のほうから定植中のもの。
ホールディガーによる穴掘りの目的は、土の物理性の土壌改良。
とても硬い。基盤整備で水田使用の農地のため、硬盤があり、アスパラにはよくない。土の物理性を改善しない場合の作土層の厚みは、20センチ以下。(排水性を改善しなかった時は、8割湿害でやられてしまった。湿害になると翌年にアスパラ株が小さくなり、収穫可能な茎は取れなくなる。)
その物理性の改善のためのホールディガー。
もう一つは、24㎝ポットや12㎝ロングポット(高さ25センチ)の定植穴を作るため。ホーラーのような道具は役に立たない。
それにしても、雨の日数があるものの、雨量は少ない。後でまとまって降ってくれるとよろしくないし、定植年に洪水だけはごめんだ。
6㎝ポット苗は、128穴セルトレイから鉢上げしたが、セル苗の種苗期間を過ぎていた。あまりよくない。
苗づくりはほとんどやっていなかったため、模索しながら。芳しくない。