表題の通りの通知書がやってきた。
今年春先にその土地を耕していなかった。去年にアッパー半分とロータリーモア草刈半分をやっていた。
そこに農業委員会からの通知が来た。
農業委員会と言うところ、お暇な公務員もどきの集まりだなと思った。
農業委員会と言うのは、今回のような遊休農地調査とか非農地調査などを農地にかけた優遇税制を撤廃できるからやっているものである。
税収(固定資産税)アップのための農業施策
遊休農地とか非農地の判断を行う農業委員会と言うのは、自給率とか、耕地が少ない日本の現状に即したものではない。自給率についても、耕地が少ない日本の現状にしても、食料は事足りているのが現状だし、生産力が上がって農地が不要になっているのも現状だ。
そういうわけで農業委員会と言うのは、農地に適用している優遇税制(固定資産税)を撤廃するために調査をしていることになるわけである。
その優遇税制は、撤廃されると農地の税金(固定資産税)が今までの税金よりも1.8倍になる計算になる。つまり、地方自治体の税金収入アップになるというわけである。
農業委員会と土地改良区は、農民の組織のように振舞っているが、日本の農業を進歩させない足枷のような行政組織だ。どちらも戦後まもなく作られた。その意味で時代遅れの存在でもあり、日本の農業生産構造をより大規模な集積による更なる生産力の増大を妨げる存在でもある。
以下が通知書の用紙
調査対象農地の去年の様子。半分をアッパーで1回目。
アッパー2回目。耕したのは半分だけ。残りは、ロータリーモアによるカット。
※生えている雑草は、ヨシ。その草は、5月下旬までならアッパーで何とか耕せる。しかし、6月に入るとだんだん草が絡みやすくなり、耕耘が不能になる。春先なら灯油バーナーで枯草を焼き尽くせば、ロータリーでも十分耕せる。アッパーならもっと簡単になる。(春先風邪でできなかった。珍しく1日寝込んだ。今年の風邪、コロナかと思ったが、検査していなかったからコロナだとは言えないが。)
ディスクプラウによる耕耘
7月下旬に問題の農地をディスクプラウで耕したが、土が固い。ヨシのほうも倒れはしたが土が固いとディスクの食い込みが浅くなり、土を削る程度にしかならない。
写真を見てもわかるように食い込みが浅すぎてちょっと土を削り上げるが土が反転しないのがわかる。この後、調節を始めた。
調節しても土の反転が起こらなかった。
ディスクプラウの調節
1 トップリンクの調節 調節必要
2 ディスクの傾きの調節 調節必要
3 PTO回転数の調節 調節必要
4 ゲージディスク?の調節 そのまま
ディスクプラウの調節でうまくはまったものは、たぶんトップリンクを伸ばし気味にしてPTO回転数を3段にはね上げたことだろうと思う。
今までのセッティングは、ディスクプラウを置いているところで無理なくトラクターに接続していた。
ディスクプラウには、垂直を見るものがある。写真では、トップリンクをまだまだ伸ばしてもいい状態。以前のセッティングはまだ傾いていた。
PTOは、今まで1速にしていた。今回3速。雨が降って水分多くなると抵抗が大きくなるらしく、2速に落とした。それ、天と地ほどの違いがあった。PTOの選択は、なんとなくロータリーとかアッパーに似た感じ。
従来通りのセッティングでは、トラクターは馬力不足、体重不足で、右に大きく振られる。たぶん、40馬力は最低じゃないかなと思うが、28馬力でもそこそこやれる。26馬力は、かなり不良。
セッティングがうまくできなかった時は、作業中、ハンドルを常に抑えておいた。ハンドルを離した途端、くるりとトラクターが回転するくらいになる。
それが今回のセッティングで難なく前に進んだ。
ほかのセッティングは、コルター?ゲージ輪?ゲージディスク?が二つある。
よくわからないが、一番ひっこめた状態で使った。下手にあちこちいじってわけわからなくならないように。
なお、ディスクプラウだがスター農機の製造。現在は廃版で生産されていないし、部品供給もなし。
少しずつ調節しながら別の土地で耕してみたら土が反転したようだ。雨降ってのこと。
ちなみにディスクプラウで耕す前のアスパラ畦間の状態が以下の写真。
写真よりもまだまだ背丈が高い草が茂っていたところもある。
ディスクプラウ施工後。最初は、ディスクプラウをアスパラ畝の端に寄せて、次にディスクプラウをアスパラ畝に寄せるように施工。調節は、PTOを3速から2速に下げたことだけ。土の湿り気が多いとPTO3速では、抵抗が大きいため。
アッパー施工後。アッパーは、リフターを少し持ち上げるようにした。均平にするだけの作業でもある。