アスパラの定植作業 | 農業機械のブログ

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アスパラの苗は、種まきから初めてセル苗にしてセル苗からポットに鉢上げしてさらにポットに鉢上げしたもの。

 

種→セル苗→12センチ普通ポット→24センチポット+12センチロングポット

 

写真は12センチロング。

 

普通の12センチポットだと底に根が絡むようになる。ロングだとその点はOKのようだとわかった。

 

24センチポットの底面。毛細根は、アスパラのものではない。ライムギを混植しているため。

 

ライムギは、苗をポットから引き抜くためのもの。それがないとポットを横にしてスライドさせるようにしないと出てこない。12センチロングは、左手に乗せてポットを吹けばだいたい抜けてくるものもあるが、普通ポットよりも長いために落としやすくなる。

 

定植するポットは二種類。

 

どちらもホールディガーで穴あけして定植する。

 

ホールディガーは、ドリル先となるオーガを二種類使った。

 

φ300に24センチポット苗を定植するが、定植前に堀り上げた土を少し戻して苗を置いた時に苗が地面よりも少し上がるようにする。それは、定植後堀り上げた土が少し下がるためだ。越冬後にそれが出る。水をどっさりと流し込んでも多分下がるはず。

 

φ300の穴に12センチロングポット苗も定植してみたが、埋め戻しに手間がかかる。ただ、アスパラ方程式にはいい感じになる。土壌の物理性が株の大きさの決め手、と言うやつ。確か硬度18か20で根は伸長停止するそうだ。

 

ホールディガーは深さ60センチなのでφ300ならその分の堅い土を砕いてしまう。

 

 

定植前にアッパー、肥料は熔リンのみ。そのほかの肥料分は、アスパラに「なんとかしろ」と決めている。弱い奴は死んでくれて結構。

 

 

定植作業は、7月とあってか暑かった。

 

昨日でポット苗の定植終了。更新株のポット苗定植終了。

 

まだまだ続く。

 

シーダーで播種したアスパラの側条除草。作業は、クワではなく「スーパーカルマー」を使用。

 

さっそく今日から開始した途端、故障発生。

 

スーパーカルマーの弱点は、すぐに壊れやすいこと。単体で購入すると2万円前後する。多分内部部品の材質が柔らかいものでできているためだろう。今まで1年間の使用に耐えたものは一つもない。

 

故障する前、振動が大きくなったり、瞬間的な空回りがあった。内部のギア類の損傷が始まったためだろう。

 

故障後、上下二枚の刃のうち、上の刃が停止したまま下の刃だけが回転した。

 

さっそく注文を入れた。すぐに壊れるから2台注文。今のところアマゾンが販売発送しているものが安いようだ、送料含めて。○○販売アマゾン発送のものは、代引きがきかないものもあるし値段もなぜか高いものがアマゾンに陳列されている。

 

すぐに壊れてもほかの似た種類のバリカン式アタッチメントよりは使い勝手がいい。

 

もちろん、クワよりは早い。どっちかと言うと草と土を少し削りながらだから、クワのように使っている。

 

草は大きくなりつつある。