母親 大腿部切断は本人次第 | 農業機械のブログ

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医者からの相談に行ってきた。本人と面会しながら。

 

医者の見解は、切断したほうがいい、中途半端な部分から切断してもよくないから、太ももの中間部分からの切断が最善だと。

 

母親は、かなり渋っていたが、しょうがないことだろう。

 

医者は次のように言う。「このまま切断しないことも可能だが、その場合は、腐る部分が拡大したり、抜け落ちたり、あるいは、ばい菌が入って敗血症の可能性もある。」

 

つまり、現時点で言える状態は、太ももから先に血が少ししか通っていないからすでに足の親指が腐り始めている。ーーー見てみたが、腐っているというよりは、黒くなっている感じ。ほかの皮膚もピカピカしているものの、様子はよくない感じ。体温は下がっているから少し冷えており、痛みもしびれもある。

 

本人の血と血管にかかわる病気は、最初、2005年のラクナ脳梗塞に出た。

 

それからしばらく経過。

 

それから出てきた病気は、血便。S字結腸だったか、血がにじみ出てくるもの。2019年。

 

その病気はなんだかんだと長期入院とリハビリ入院(転院して)だった。

 

それで退院後はちょっと間が空いたかと思いきや、今度は肺血栓。

 

肺血栓のときは、ほんの些細な様子を見て、何かおかしいと勘ぐっての救急搬送後に発覚した格好になった。

 

些細な様子とは、転んだあと湿布を貼るのにまた転んだものだが、見た時、床の上で寝ていたのだ。

 

近くによっても目を開けようとしない。そこで、「おい!」と言うと目を開けた。

 

かなり違和感があった。普通なら何とか起き上がろうとするはずだ。

 

救急車を呼んで入院して肺血栓だと。あともう1個血栓が肺に入れば危なかったと言っていた。

 

肺血栓は2020年、2021年は?ちゃんと出た。

 

急に腹が痛いと訴え始めた。救急車ーーー膵臓炎。

 

やれやれだ。2022年は今回の大腿動脈閉そく症。

 

後は切断が本人次第だ。

 

どの病気も「火がないところに煙は立たず」の通り、根本原因は老人になってからの肥満、メタボだ。

 

太っているのはバカにできない。まず、アディポネクチン、いわゆる善玉コレステロールが減少する。それによって血管修復能力が低下する。

 

次に血栓を作りやすい物質を分泌する。これが大きな問題を起こす。

 

ほかにもあるらしいが、血にかかわる根本的な原因は、メタボにある。

 

脳こうそくを起こした2005年には、すでに肥満状態。それでも大ごとにならなかったのは、まだ歩くこと、仕事で歩くことをしていたからだ。

 

しかし、歩くことが極端に減った以降ーーー何年からかは忘れたが、出てくる出てくる病気の山嵐。

 

すでに80歳を超えているが、仮に足切断してもそのままでも結果はよくないものだ。

 

医者も、切断の際のリスクはあるのは言っていた。切断せず腐るままにしておくことも当然リスクあるし、腐りが顕著になって切断する場合のほうがリスクが大きいとも言っていた。

 

本人はある程度痴呆症のようなもの。それは分かっている感じだったようだ。

 

今回の相談は、何日かおいてその間、医者が本人の意思を確認の上、また相談ということになった。

 

この前大腿部の太い血管を掃除したが、その先の血管は細く、もうだめだそうだ。

 

大腿部の血管がダメなのは、すでに2019年の肺血栓の時に医者が言っていた。大腿部のところから血栓が肺に流れ着いたと。しかもあちこちに血栓があったそうだ。

 

一言言えば、あんなメタボでよく生きているなと感心している。母親だが、あの肥満を見たら、明らかにデブだ。

 

にしても、市立病院と言うところ、3月22日には、皮膚感染症だと。

 

あれを皮膚感染症だと言ってきたとき、どうでもよくなった。入院を要求しても必要なし、どうしてもというなら1週間なら・・・その後は足の痛みが取れなくても退院してもらうとか言われたが、アホ臭くなって入院断った。

 

やれやれだ。

 

母親の足の痛み出しは、3月初旬から始まり、21日の足の指先の変色を見て救急車搬送したが、その変色を皮膚感染症というのだから、こんなものだろうと考えるしかない。

 

切断後は施設生活が決まっている。またそれはそれで入所の準備だな。親父のときも3時間もそこに行って説明を聞かされた。