母親が大変なことになった | 農業機械のブログ

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父親は、最後はアルツハイマーで死亡した。脳こうそくを繰り返すこと数回の後の話。

 

今度は母親に問題発生。

 

母親はメタボで血栓を作りやすくなっていたが、初期は、出歩いて足のポンプを使っていたためか、特段症状は出ていなかった。

 

しかし、2019年に血便を出した年の数年前から脚が痛かったのか歩かないようになっていた。

 

血便による入院で長期入院。タバコを吸っていたがタバコは入院中に辞めさせられて退院後もしばらく吸っていなかった。入院中から痴呆と思われることが発生し始めた。

 

痴呆だと思えたのは、入院中に兄弟が面会した時、自分の子供の顔を見て「お前誰だ」と言ったのがそれ。退院後も痴呆と思われることがちょこちょこ見え始めた。

 

入院前の数年前から歩くをしなくなったため、メタボは少し進行した模様。頻繁に腹がきつくなったと訴えつつ、便秘薬による排便が日常的になり、2019年の血便に至った。

 

2019年の血便は、肛門から近い部分に血がわき出るように出るためのもの。

 

そうしたメタボと思われる症状による入院の退院後、タバコを吸いたくなってタバコを求めるようになってきた。

 

タバコで痴呆症の改善になるだろうとの思惑からタバコを買い与えるようにした。

 

今度は、肺血栓症を起こした。歩くことが少なくなり、タバコの影響もあったが、痴呆症状が改善されたのでよかったのだが、妙な挙動をした。

 

その妙な挙動は、バランスを崩したためか、トイレに行く途中に転んだらしい。さらに転んだあと自分で尻のぶつけたところをシップする時にまた転んだ。転んでソファとテーブルの間に倒れていたのだが、見たら目を閉じて寝ていたのだ。

 

何か変だと直感。直感だが、何かやばいかもしれないと考え救急車を呼んだ。

 

入院して検査して、肺血栓が見つかり、あともう1個血栓が詰まったら危なかったと医者は言っていた。ついでに肺の結線となる血の塊は、もともと足枷発生してドンブラコと流れて肺にたどり着いらしいことを説明してきた。

 

また入院の後退院。

 

今度は、腹が痛いと言い出した。どこが痛いのか聞いたら胃が痛いとだけ言ってきた。「なんだ、胃か、夜中つまみ食いばかりしているからだろう」位に軽く考えていたんだが、腹が遺体を連呼していたため股救急車。

 

救急車を呼んで救急隊員が指圧などで確認していると、どうやら腹全体が痛いようだった。痴呆が始まった老人は、仮に改善されていても、痴呆は徐々に進んでいる痴呆であることに変わりないこと。

 

それで入院したら、膵臓炎。命にもかかわることだと告げられたのだが、一応、1か月くらいか、退院して通院に切り替え。2021年9月末で終了。

 

しかし、血塊を溶かすように薬、エリキュースの処方については、新規で別の科に受診してくれと告げられてその薬は服用しないようになった。

 

そしたら、2022年3月初めに足の甲の痛みを訴え始めた。

 

前日にデイサービスに行ったからその時に滑って力を入れた時に足を痛めたのだろうと、考えて様子を見ていたら痛みの訴えが治まらなかった。

 

仕方なく、糾励根でシップを始めたんだが、今度は、足の皮膚の変色が目立ってきた。

 

3月21日の夜に念のために足をよく見てみたら、足の指先まで変色していた。これはまずいと思ってすぐにけケアマネージャに連絡、次の日に救急車で運んでもらうように打ち合わせ。

 

それで病院の救急担当医の言い分は、「足の変色は、転んだとかぶつけたものじゃないなら皮膚感染症の疑いがあるので皮膚科に行ってください」だった。

 

唖然とした。実は、3月中旬にケアマネージャがやってきて足の写真を撮って医者に見せていたのだ。その時も、転んだとかぶつけたじゃないなら感染症だと伝言していたのだ。

 

それで皮膚科。

 

担当医は、「皮膚にばい菌が入っての感染症」という診断。

 

疑問だらけのためにその医者に念を押すように聴いてみた。

 

「皮膚の感染症の痛みで足を怪我したような痛みを訴えるのか、その色も」

 

と聞けば、「そういう人もいますよ」で終わり。

 

さらに食い下がってケアマネージャが代弁してくれた「介護とかの手間などを考えて1週間くらい様子見の入院はできないか」と聞けば、「入院の必要なし。どうしても入院なら1週間までならできるが、それ以上は新型コロナのためのベット数確保もあるから足が痛くても退院してもらいますよ」の返答。

 

何ともまあ、と思いながらそこまで言うなら、ということで入院はしないことを告げた。まあ、母親本人も入院はしたくなかったのだが、1週間後の通院を予定して家に戻った。

 

通院。またまた皮膚科の担当医。同じように皮膚病を疑っているが、入院の必要性などとか、母親本人の触診を始めてコロリと態度を変更したかのようにCTスキャンを言い始めた。しかも皮膚科ではなく脳血管外科に移動。

 

また検査。すると、大腿部の太い血管が詰まっていると。

 

病名は、右下肢動脈閉塞症、そんな感じの病名。写真で見せてもらったが、左側は3本太いものがあったが、右側は、1本しかなかった。

 

医者は、太もも近くのところまで血栓が詰まっているから明日、手術でできるだけ取り除いてみるが、ひざから下は、たぶんだめだろうと告げてきた。つまり、ひざ下からの足の切断である。

 

何ともまあの驚きだったが、振り返ってみればメタボによる血栓を作りやすい成分が多くなることで発症する様々な症状の一つだと考えていいと思われる。

 

いわゆる成人病とか生活習慣病の類だ。

 

デブは、それ自体病気という考え方がないから大病がまだ出ていないだけのことだと母親を見てよくわかった。

 

度重なる入退院。本当にうんざりする。

 

手術後、担当医は、たぶん切断だろうことは念を押すように告げてきた。

 

切断後は、家に戻れないから施設生活だろうと。

 

足の痛みを訴え始めたころは、ずっと前だったがそのころの歩き方は、どっちの足か忘れたが、足の運び方が片方変だったのは見たことがある。それはおおよそ2015年前後だから、7年ぐらいで切断まで至るのだろう。

 

メタボによる血栓原因物質の分泌は、血栓がどこにできるかで大きく症状が異なるのだろう。血栓がどこにできるか、予測は無理だが、血栓にいたる誘因がその発症を左右するとも考えていいと思うる。

 

特に歩かなくなったことは、心臓の第二のポンプが実質機能不全と同じになるからその第二のポンプとなる下肢に血栓が作られたのだろう。血の塊が下肢に作られているのを2020年の肺血栓の時に医者は検査してわかっていた。

 

まあ、医者なんてこんなものだと思うときもあるということだ。

 

手術後の経過観察は、数日だと告げられた。もうすぐ切断の有無について連絡が来ると思う。