やってられないくらいの暑い日が続いている。少し度が過ぎている。
それでもトラクター作業。
トラクター作業の中間にロータリーモアの修理。
ようやく部品到着。ディスク交換もやった。
ロータリーモア(ササキ製)
故障部分は、ディスクのところにあるベアリング。もちろん左右ダメになっている。ついでにその部分のスナップリングも交換。スナップリングなんか簡単に取れないから力任せで壊すようにもぎ取る感じ。すべて腐食・頑固な錆が原因。
他は、フレームパイプなどのさび落としとさび止め塗り。
ディスクにも錆のかさぶたのようなものが付いていたので思い切って交換することにした。
細かな作業も編集しようと思っていたものの、この暑さでやめることにした。
肝心な故障部品を取り出すのに上にあるギアボックス二つを取り外す過程、さび落とし、ベアリングの入る部分などのさび落としなど手間がかかる。
ディスクは1枚2万円以上する。適度に重いから取り付けは、力任せにしたものの、道具を使ったほうが無難だろう。
ベアリングは6年くらいからダメになる。もし、毎年補修するとしたら、ディスクを取り外し、ディスクのブラケットも取り外して中のベアリングを確認したうえでグリスべっとり塗り捲るしかないだろう。
ベアリングのあるところに草が巻き付いて、なんというか、入り込む。草の酸化・腐食でベアリングに接してしまうためにベアリングも腐食し、ダメになるわけ。
草が回転部分に巻きつくとやっとの隙間を草が侵入する。草が巻き付かないように作業するとなるとかなり低速に、しかも歯の切れ味はいつも新品同様にするなら、何とかなるかもしれないが、そんなものやれっこない。
草が回転部分にめり込んでいく現象は、アッパーロータリーでも同様の傾向がある。普通のロータリーだと草が絡み付いて耕し不能になるが、アッパーというやつは、ある程度巻き付いても耕せる。それでこの前のアッパーブラケット側の破損になったと思える。
ロータリーモアは、アッパーのように回転部分とベアリングの間に「シール」が入っているが、ロータリーモアにはそんなものはない。
ロータリーモアのカバー取り付けボルトの変更
従来は、ボルトナットで。
一部分にタップでねじ山を作ってボルトのねじ込みだけにした。それで取り外しが簡単になり、草が巻き付いた時には、カバーを取り外して草を除去するようにした。
従来は、カバー取り外すのにボルトナットが面倒だから、下から覗き込んで草を除去していた。
写真は、草の除去前で当然、ディスクは左右にある。新品の刃を取り付けてもこれだ。
ディスクの回転は、速度が書いてあるがその速度だとPTOの最低速度になる。
走行速度は適正値を知らないが、見た目で判断している。主変速が4段のところを2段目で副変速が3段ある中の2段か早くて3段。
多分、草の背丈が30センチとか40センチの草に適した造りだろう。そんなもの構わず背丈の高い草を刈っている。ブラシカッターよりはすごく早い。