段取り不足のアスパラ収穫でやり直し | 農業機械のブログ

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今年、アスパラの萌芽は、去年と同じくらいの5月3日くらいの開始。全体的ではない。

 

住宅の排水設備の改修工事をしていたので収穫前のアスパラ畝の茎葉処理をしなかった。

 

茎葉処理は、いくつかの方法をやってきたーーー

1 ロータリーモアによるカット

2 火炎バーナーによる野焼

3 アッパーによる畝の耕し(中耕ローターをもっとも狭めての方法も含む)

 

そのうち、アッパーによる耕しが最もうまくできるのがわかった。

 

アスパラは、定植時などで地面と同じくらいに鱗片がある。そこから中耕ローターで土寄せして盛り土にしている。だからアッパーでアスパラ畝のほんの僅かの土と一緒に耕せる。

 

アッパーの回転数は、茎葉や草などが粉々になるように最高回転速度。

 

ところが、排水設備にかかりっきりでしなかった・・・・

 

収穫開始が5月18日。茎葉などが残っているとアスパラが傷ついて伸びるために曲がった。その割合は80パーセント以上。

 

そこで、萌芽の真っ最中のアスパラ畝にアッパーをかけることにした。

 

 

畦間は耕さない。雨降りだと靴に土がたくさん付着していつもの3倍疲れるから。

 

アッパーの効果は絶大で茎葉、大きな草、全部まとめて粉々にする。

 

走行速度は、低速の一番遅いもの

 

アッパー作業の後、中耕ローターで側条の除草を兼ねてわずかながら盛り土したアスパラ畝に土が乗るように逆回転。

 

 

PTOは3速で回した。回転は、逆回転。速度は低速の2段目。シャーピンは常時装備。石などがあると折れることがよくある。

 

現在萌芽再開の待機中。

 

本日23日は、昨日の夜から雨が降り続いている。