5月18日の霜被害から1週間くらいしてようやく出荷になった。
あまりにも長く待たされた格好で調子がくるってしまった。
収穫量のほうは、さすがに年数を経ると落ちてくるのか、霜被害によるものなのか、落ちてきた。
5月18日の霜被害の後にまたマイナス気温。またあとこちに霜被害と思われる茎が発生。
気象データを見ると数日遅れて次のマイナス気温があるのが傾向。マイナス気温は間違いなくやられている。
洪水にならなければいいんだけど、洪水はアスパラにはよくない。こちらのアスパラでは、洪水で萌芽のタイミングがずれる。1か月近くずれるみたいだ。そうなると収穫中は萌芽している株数が減り、収穫終えてしばらくすると立茎している株数が多くなる。
洪水による萌芽タイミングのずれは、普通路地作型でも夏秋専用作型でも同じ傾向がある。
あと数年で再び夏秋作型の作付を予定中。普通路地と夏秋との二つの期間を別々の作型で区分するやり方は、独自の手法だと思っているが、ここらでの夏秋作型の出荷は、今のところ自分一人だけ。価格は周辺市場でさばくので安いのが問題。
生分解タイプのシーダーでの直播での極貧発芽率で泣かされ続けてきた株と夏秋ガタを普通路地タイプに戻した株をまとめて夏秋型に更新する予定だが、量的に多くする点が味噌。足りない作付では話にならないためだ。
そろそろ収穫終了だろう。