霜の次は低温攻撃 | 農業機械のブログ

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5月18日に霜の被害で茎は全狩りした。ロータリーモアによる作業は快適だった。トラクターに乗っていれば、すべて刈払う。

 

その後1週間過ぎてようやく萌芽して伸びてきたが、霜の後も低温は低温傾向。

 

ようやく出荷したが、激減。

 

収穫中、低温、明日の収穫を考えながら。結論。ダメだな・・・いくらも収穫にならない。

 

それで今日は雨も降っているし、収穫再び中止。

 

5月の気温で最高気温が20度を超えたのは、5月3日20度、5月22日20度、5月24日22度!

 

それだけ。

 

これだけふざけた気温の年は珍しい。霜付きだけど。霜付きアスパラでは売り物にならない。

 

低温で伸長が鈍重!

 

よくもこれだけ重なるな。洪水さえなければいいが・・・・どうするかな、洪水来たら、4回目になる株がある。

 

アスパラが洪水食らうと次の年からの萌芽タイミングがずれるやつが出てくる。最大3週間くらいか。枯れ茎のあるところからの萌芽がない株が収穫中に見える。洪水で少なくなったと思う収穫中でも、7月に入るとなぜか株数が増えている。

 

去年シーダーテープの直播株は、今年は越冬成功大喜びしたのもつかの間、霜の洗礼を受けてしまった。

 

ふにゃぁ、と曲がってお辞儀するアスパラ多数。

 

去年の5月シーダーの株は写真のもの。6月シーダーを心配したが、越冬して萌芽開始していた。だが霜の洗礼で大部分やられた。

 

去年の5月シーダー播種の株は去年のうちに大きいものは40センチクラスまで成長。6月シーダーのものはさすがに遅すぎたため、生育は今一つ。でも越冬できてよかった。

 

越冬前の晩秋に直播した方法もやってみたが、その方法は芳しくないと結論した。湿った土でも播種でき、播種後まもなく雪の世界になる時期にやれれば、越冬後5月29日前後に発芽開始する優れものだったが、不安定な方法、技術的に未熟ゆえにもうやらないことにした。これは、越冬直播方法。

 

 

ロータリーモアによる全刈りは楽でよかった。

 

なお、ロータリーモアは、佐々木農機で出している。使用トラクターは26馬力くらい。PTOは最低速度だけ。回転数を上げるのは機械によくない。走行スピードも遅めに。時速2km/h位。ロータリーモアのナイフは、頻繁に研いだほうがいい。切れ味悪くなると、回転円盤の根元に巻きつき、負担がかかってパワージョイントにつながるクッションの部分のゴム部品が破損、回転不能になる。その部分の部品代は6000円くらいかかる。

 

馬力任せでロータリーモアを使えば、たぶん内部のギアあたりの破損にもなるから、修理代も部品代も高くなるはず。

 

ロータリーモアの回転円盤の付け根にあるシャフトのベアリングは、数年かかって腐食することがあった。そうなったらベアリング交換が必要になる。一応自分でやれるが、部品ナンバーの部品表をもらって部品交換できればいいが、素人仕事ゆえに、時間もかかる。その部分のベアリング交換のためにほとんど全部ばらしたが、全部ばらさないとうまく外れないものもあるので覚悟を決めてやったほうがいいと思う。今のところ、回転円盤の付け根の隙間にオイル注油し少しでも腐食が進まないようにしている。

 

写真の下のほうにベアリングがある。数ミリの隙間にオイル注油している。写真のブラケットは、最終的に全部ばらしてしまった。円筒のパイプ内は、太い鉄の金属棒で上のギアカバー内に入っている。全部ばらしてしまったが、そのほうが作業はやりやすい。

 

参考

https://ameblo.jp/sudo-wireshark/entry-11930838062.html