アスバラガスの養生株の春先作業 | 農業機械のブログ

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アスバラガスの養生中の作業は、畦間の耕耘。

 

使用作業機はアッパーローター。トラクターは28馬力。PTOは2速。走行スピードは低速の2速。

 

アッパーの利点は、石ころが多くても、草が多くても、たいていは1回走れば、ほぼきれいになる。ロータリーだと、石ころはその都度ロータリーが跳ね上がる。草も巻き付き始めると耕深などに狂いが出たり、場合によっては耕し不能になる。その代わりロータリーよりは力が必要な分、走行スピードも抑えなければならない。耕深を深くするほど超低速もやむを得ず使用しなければならない。

 

今年は去年シーダーテープの直播とセル苗の定植と二つやったものが越冬しての畦間のアッパー作業。

 

シーダーテープの作付は、5月初旬のもの、6月中下旬のものと二つあり、セル苗定植したものは、72穴用を使用。

 

アッパー作業機は大きいのでアスパラ苗を耕さないように株から少し離している。株際の作業は、今後の作業に回し、アスパラ収穫前に畦間アッパー作業を終えないとまずいことになる。

 

今日は雨で、明日ぐらいからアスパラの様子を見つつ、収穫に入る予定。明日も雨予想らしいけど・・・本当に嫌な天気のめぐりあわせが多い。

 

春先の長雨、5月の長雨タイプかな?道北ではたまにそういう天気になる。今年、洪水だけはならないようにしてほしいものだが、天気は人間じゃないから、あきらめるしかない。

 

こちらの圃場の主要雑草はギシギシ。

アッパーのエプロンはあえて抑え込みなしでやった。そのほうが負荷が小さくなる。

別の圃場だが、株は、越冬直播した奴で、最後の生き残りとして標本のように残しておいたもの。