ホースリール製作ーーー200メートル以上クラス | 農業機械のブログ

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今年は5月から雨不足。アスバラガスをシーダーテープで直播しても肝心の雨が降らず。

 

焦りまくった挙句にエンジンポンプとホースを購入。畝長さ200メートル以上に散水した。

 

 

散水した圃場は通い作地もあり、200メートル以上のホースを移動運搬しなければならなかった。

 

唯一の解決策、ホースリールがない!200メートル以上なんてホースリールは売っていない。そこで自分で作ることにした。

 

どうやるか?

 

設計するがうまくいかないと思えた。どうやってスムースに回転させるか、その答えが「フランジ形ベアリング」だった。

 

軸はステンレスパイプ。

 

円板はネットショップから購入。直径850mmのもの。

 

架台は40mm角パイプ。

 

ベアリングを固定する鉄板。

 

ホースを巻き取る際にパイプでは直径が小さすぎるために全ねじボルトで籠のように製作。

 

1 架台は角パイプを溶接することにした。ーーーへたくそな溶接だが、家庭用100ボルト溶接はやりにくい。突き合わせ、隅肉、どっちもやりにくい。両側の母材がうまく溶けてくれないのだ。スズキットの溶接のお面はスモークガラスが濃すぎるため、見えにくい。遮光ガラスは、#10から#8に変更したら少しまともに見えるようになった。

 

2 ベアリングを固定するものは鉄板、そして架台から角パイプを立てた。

 

 

3 鉄板などは角パイプにボルト止め。

 

 

4 円板にパイプ用の穴をホールソーで、鉄板にはめ込むベアリング用に70mmのホールソー。円板とパイプの固定にはシャフトホルダーを使用。

 

 

5 円板に全ねじボルトで籠のように取り付けるため穴あけ。円板は直径850mmで0.8mm。

 

 

6 円板だけはサビ止め塗料。

 

ようやく出来上がった。ホース15mmが合計230メートル。まだ「若干の余裕」あり。

 

 

 

 

回転している様子を撮影した。

https://www.nicovideo.jp/watch/sm35583135

 

230メートルの15mmホースを巻き取った後の回転する様子は以下の通り。

https://www.nicovideo.jp/watch/sm35583172