ようやくトラフ1個を撤去 | 農業機械のブログ

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今年、所有・管轄不明の排水溝問題にけりをつけるべくトラフの撤去を決めた。

 

業者に任せれば数十万円かかるところだが、自分でやってみることにした。

 

トラフの持ち上げは成功したが、トラクターの、糞三菱の油圧の不具合を忘れていて、トラフが上がったもののトラクター移動中にリフトが下がってしまい、トラフが90度回転して落っこちてしまった。

 

それでも何とか引きずりあげることに成功した。

 

持ち上がったのは確かだが、リフトの油圧をロックするのを忘れていた。上がった時、たいてい下がるはずだが、油圧系統のどこかが悪いのだろうな、下がらなかった。それで気分行くトラクター発信したら吊ったものがずり落ちてしまった。

 

 

JRなんか鉄道下のコンクリート管から排水しているのを「自然水が原因だから」と言って止めようとしない。

 

普通、排水設備からの排水を他人の土地に影響ないものにするものだが。他人の土地に排水するならそれなりのお願いが普通だろう。

 

 

問題の排水溝は、どんなにきれいにしても無駄なことだとわかった。その排水溝の出口は小さな川だが、その川が増水したらこっちの排水溝は水かさが上がり、トラフの上を水が流れるようになる。すると畑の広範囲に影響して水たまりを作るようになる。

 

 

おかしいなと思っていた。融雪が進みすぎてそれで水たまりだと思っていた。しかし、毎年のように水たまりになっていた。

 

 

排水溝のトラフは、地面から30センチもないところが上端部分。川が増水したらトラフの上を水が流れ、農地に影響する。

 

たいていの農地付近の排水溝は、地面から2メートル以上下げている。だから排水溝が増水しても農地に影響するのはなくなる。ところが30センチ下では話にならない。

 

 

そんなものを先代のおやじがどこかから言われて設置を許可したらしいが、権利関係も何もない状況を考えれば、

 

1 排水溝自体は個人のものにする・・・農地法の転用許可は必要なくなる。

 

2 排水溝は土地所有者が使うものとする・・・個人の設備。

 

3 その排水溝に鉄道下に設置されたコンクリート管からの排水をつなげて使う・・・間借り。

 

そうやって権利関係をはっきりさせずにタダで農地を利用してきたわけ。

 

 

どこが設置したのか今ではもうわからない。行政だろうな。国鉄時代としたら、国鉄だろうが、ふざけたタダ利用だ。

 

 

 

異様な水たまり。ここ数年の傾向。

 

茶色の部分が増水部分。農地の上まで増水している。

 

 

バックレーキ。金具はコンクリート製品用の釣道具。

紫色の方が重い荷重に耐えられるもの。上の金具は半分くらいの加重。

二つでトラクターリフトで軽く持ち上がる。そりゃあそうだ、アッパーよりは軽い。