ロータリーモアはとても便利な機械だ。
酪農家が使う機械に比べれば能力は低いが、馬力の少ないトラクターで不作付地、通路中心部分や路肩、畦間(トラクターが走れるくらい空ければの話だが)の草刈りに使える。
パワージョイントも細いものだ。26馬力クラスが通常の適応みたいだ。
中は円盤に3つの刈刃がある。刈刃は固定されていない。自由に動くようになっている。
作業の注意点は、石ころの多いところは地面に刈刃が接触すると石ころが頭の後ろから吹っ飛んでくる点。
仕上がりだが、ブラシカッターよりは地面すれすれに刈れない分そんなにきれいではないが、ブラシカッターで何時間もかかるところでもずっと早く終わる。機械力だ。
このタイプ、オフセットで、右側に40センチだったか?ずらせて使うこともできる。
このタイプの小さいタイプがあるが、このタイプは刈った草が中心からのみ出る。
二つの円盤は中心に向かってロータリーモア後ろ側から草を出す。
なお、4本のタイヤは空気入れするものでたまに空気を入れてやらないとならない。そして、タイヤの高さ調整ができる。上下だけだが。
タイヤの軸、垂直部分のところ、くるくる回転するのだが、そこのつくりが悪い。たまに油を隙間に入れてやらないと回転が渋くなる。渋くなればモアをあずけたときにタイヤを引きずってしまう。タイヤが回転できない角度になるのだ。この点、メーカーはどういうつもりでこんな構造にしたのかと思う。垂直部分にベアリングでもあればいいが、単なるパイプなのだ。
装着後の作業は、PTOを最低に。540RPMらしい。パワージョイントのロータリーモア側はシャーボルト。クラッチを急につなぐとよく折れるものだ。予備は多く用意したほうがいい。