草刈丸の内部 | 農業機械のブログ

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草刈丸内部

軸の上下の6角形に2枚の刈刃をはめる。上下の軸が正反対に回転することで草を挟み切る。

グリスの入れすぎなのか、刈刃の上部分からグリスが出る。グリスニップルから写真の下部分の軸までつながっているのだろう。

取扱説明書では、グリスの量は特に指定がない。

軸の中心のボルト穴は普通ねじ。

ニシガキというメーカー、ユーザーにはあまり親切丁寧な説明書を提供しない。

草刈時には、普通の刈払い機のようにスロットルレバーの操作に敏感な反応がない。かなり回転をあげないと上下の刈刃は回転しない。

また、草を多く刈ると草の汁が刈刃に付着するが、草の汁が乾くと回転の抵抗になる。それとともに草を刈りにくくなる。それで水を刈刃にかけて草の汁を落とすことで刈り具合が復活したりする。

草刈丸を装着することで、草刈丸の金額が刈払い機の金額と同程度で、しかも保守点検も必要。

ところで、石のあるところだが、何でもないような宣伝を見かけるが、石に対しての当たり具合によっては刈刃が欠けることがある。また、切れないものだと回転が停止する。たとえば番線とか。

それで耐久性は、何とも言い難い。今のところグリス注入で回転そのものには耐久性があると思われるが、刈刃については、石の多いところでの使用は刈刃が短期間に交換の必要性がある。研ぐのも一つの方法だが、何しろ土を一緒に削るような作業では、刈刃の寿命は極端に短くなる。

よく言われているのが、地面につけて草を刈るから楽だというものがある。しかし重いものを振らなければならないから楽だとはいいがたい。