エンジンからクーラントの引き込み
トラクターのエンジン部分に水温計を取り付ける部分がある。その部分の穴を利用してクーラントを汎用温水ヒーターに引き込む。
左の穴の直径が小さいのは、水温計を取り付けるためのアダプタがついているため。その水温計の穴に1/8インチの規格が適合する。
隣の穴は水温計を取り付けた。隣の穴だと、ちょうどオルタネーターがホース取付の邪魔になった。
二つの穴の真上にはサーモスタットがある。エンジンを回せば、サーモスタットを経由しないでヒーターにクーラントが流れる。そのため、ヒーター取り付け以前よりも水温の上昇が鈍くなる。
クーラントが通るホースにバルブがなければ、クーラントはエンジン始動と同時に素通りすることになる。バルブがなければ運転席にヒーターがあることは、ラジエタの近くにいることと同じこと。バルブは必須だろう。