
汎用温水ヒーターをトラクターに取り付けた様子。
IN側ーーーサーモスタット付近の穴(水温計の取り付け部分)から。
OUT側ーーーアッパーホースの中間部分。
この接続だとエンジン始動後のウォーターポンプが回ることでサーモスタットを迂回するような水路となる。そのため、エンジン水温の上昇は鈍くなった。普通 なら90℃くらいの水温が75℃程度になった。なお、サーモスタット付近の穴は二つあったが、両方使ってヒーターにつないでも駄目。クーラントが循環しな いのだ。
トラクターは、キャビンがないやつだと寒い。キャビンをつけてもまだ寒い。そこでヒーターの取り付け。
基本的に、エンジン部分の冷却経路の穴ひとつとアッパーホースをつなぐとクーラントが循環するからヒーターの取り付けが可能だ。
最も困難だったのは、サーモスタット付近の穴、この穴の規格だった。3/8とか1/8とかのものじゃなくて困った。オートゲージの水温計を購入すると、アダプタが添付されていた。そのアダプタなら1/8の規格が接続可能。
1/8インチのものを使っても、クーラントの循環には問題なく、ちゃんと暖かい風が出る。
ヒーターはデンソーWH33-R汎用温水ヒータ。接続用のホースはちゃんとしたものを購入したほうがいいだろう。ヒーター部分のパイプを触ったら、やはり熱い。