2024年の常磐船タコ釣り、開幕すぐの5月初旬と6月中旬に行ってきましたが、初回は20杯とまずまずの釣果だったものの、2回目はわずか5杯と大撃沈……(; ̄ェ ̄)
ずっと好調だった常磐エリアの船マダコ釣りは、こともあろうか自分が前回行った日からどこも釣果が振るわずでした。
昨年のようにこのまま釣果が下がり続けるかと思いきや、船宿をチェックしたら、
また釣れだしたんですよ!ヾ(*´∀`*)ノ
本当は行くつもりはなかったのですが、前回の釣行からちょうど一週間後に、夕方常磐方面へ行かなければならない用事ができてしまって……(//∇//)
どうせ向こうまで行くなら……ということで、朝イチ船釣りをして仮眠をとってから向かうことにしました。
例のごとく釣行日の前日夕方に船宿へ電話しましたが、今回はいつも行っている船宿ではなく、今年の初戦時に電話したけどすでに釣り座が選べなくてやめた船宿です。
「明日はガラガラだよ」
ということだったので、4隅のどこか空いてるところがあればお願いしますと伝えたら、予約ノートを確認して、
「もう埋まっちゃってるね」
という返事が。
ガラガラだけど4隅は埋まってるのか〜(ノД`)
どうやら自分を入れて5人しかいないようなので、適当に胴の間でやりますね〜と伝えて電話を切りました。
いつも行く船宿のように釣り座確保のため早く行く必要もないので、家で早めに就寝してから出発しようと思ったのですが、猫ズがいるとそう思った通りにはならず……(´Д` )
けっきょく1時間半しか眠れずに出発時刻になってしまいました。
初めて行く船宿ですが、港はいつもと一緒なので予定通り受付30分前に到着。
車をどこに置いてよいかわからなかったので、すでに受付待ちをしていた常連さんに聞き駐車して準備を始めました。
ここでひとつ問題が……。
クーラーボックスの上に置いてあったボートバッグを下ろそうとしたとき、腰が、
ピキっ
としたんですよ((;゚Д゚)ガクガクブルブル
ヤバいヤバい。オモリが重いので、ボートバッグも重いんですよね。
ここ数年は3〜5月に軽いギックリをすることがあったけど今年なかったので安心していましたが、船で釣っている最中ギックリ腰になったら最悪なので、気をつけて運ばないと……。
すぐ後ろに停めていたおじいさんに挨拶をして、今日ガラガラで5人らしいですね〜と話すと、
「今日は7人だってよ。あの船長は空いてるとき電話だといつも5人って言うんだw」
常連さんも気のいい人たちばかりのようで、ここも良さそうな感じですね(●´ω`●)
と、ほのぼのした気分で受付へ向かうと、
なんか客と女将さんが揉めてる!( ゚ ▽ ゚ ;)エッ!!
どうやら、客が電話予約時に取った釣り座と船長の書いた控えが違っているっぽい。
まぁ、それは揉めますよね(^_^;)
HPにも書いてありましたが、そういうトラブルがたまにあるようです。
自分は釣り座を決めていなかったので(控えの釣り座は未記入でした)、女将さんに「払い出し側ならどこでもいいんですけど……」と伝えると、
なんと、
左舷みよしが空いてました!(°∀°)b
いやビックリ。
ちなみにみよしとは船の一番前のことです。
どうやらみよしの釣り座は足場が高く大きく揺れて釣り難いからか、前側は胴の間のいちばん前側の席(前から3番目)が人気っぽいですね。
予約時に埋まっていたのもここだったようです。
船に移動して、お隣さんと右舷の人に挨拶をして準備開始。
船長から指示があり、全員オモリ60号を付けてとのこと。
通常なら払い出し側の左舷が60号、入り込み側の右舷が80号と常磐エリアの基本的なドテラ流しを行うようでしたが、全員60号スタートということは今日も潮が流れないのでしょうね(´Д` )
今日のスターターはこちら。
いきなり餌巻き2個投入です(⌒-⌒; )
潮が動かないなら、とにかく初っ端から全力で行ったほうが良さそうですからね(船長も朝イチがいちばん釣れると言ってたし)。
曇っていて光量弱めですが、時間になったので出航し。20分くらいでポイントへ到着。
船は違いますが、前回同様、開始しばらくアタリがなく不安になりましたが、
15分ほど経ったところで1杯目をキャッチ!
とりあえずボウズはなくなりましたε-(´∀`; )
しかし今日も前回同様潮が流れておらず、エンジン流しをしていますがアタリはないですね〜。
海上はわりと穏やかなのですが、嫌なウネリがありました。
足場が高いみよしは小さめのウネリでも大きく上下に動いてしまうので、アワセが決まりきらないからかのせてもすぐバレてしまうことがあるんです。
さらに巻き上げ中も気をつけないと、ウネリで舳先が持ち上がったあと下がる時にテンションが抜けてバレてしまうことも……。
とにかく掛かりが浅いので、ほんの少しでもテンションが緩むとダメですね。
バレたと思ったら針に謎の海藻?みたいなのが刺さっていたときは、タコじゃなくて海藻ごと岩がくっついてたのかな???
その後ポツリポツリ釣れたものの、サイズが小さくて釣った気になりません……。
開始から1時間半ちょっとで前回の釣果である5杯目をキャッチしましたが、バラしが続き6杯目を釣り上げてからは数が伸びず。
前回に引き続き今回も惨敗だったら、今年の常磐タコ釣りはこれで引退でしょう(´;ω;`)ブワッ
今日はエンジン流しの釣りですが、時折り流すスピードが早くなりすぎることがあり、せっかくタコが掛かっても電動リールの巻き上げスピードをいつもくらいにするとバレてしまいます。
なので、ジョグレバーを慎重に操作して、竿を上に持ち上げてゆっくり巻き上げるようにしました。
常磐船タコ釣りで、ここまで巻き上げを慎重にするのははじめてですが、前回もこれくらい慎重に巻き上げなきゃダメだったんだろうなぁ。
7時になると、朝からあった小さなウネリも止まり、風もなくベタ凪になりました。
35mラインにタコ釣りの船がどんどん集まってきて、近い場所に14艘がひしめくタチウオ船団みたいになってきたw
船が集まっている場所だけあってタコが溜まっているのか、やっと調子が出てきて、このあとは、
1時間で10杯キャッチ!(°∀°)b
このポイントに来るまでは、タコが小さかったのでアワセる時のガツっという醍醐味も味わえませんでしたが、
ジャストキロサイズのマダコも釣れ、やっとタコ釣りらしくなりました。
ですが、ネットを使うようなキロオーバーのサイズは来ないなぁ。
まぁ、食べていちばん美味しいのは700〜800gなのでいいのですが、釣り味という意味ではやはりキロ半ばくらいのも混じって欲しいところ。
この日は前日夕方予約した直後に、天気予報が本降り予報に変わったのですが、
このポイントで釣れ出した最中の7時半過ぎから小雨が降りだし、1時間ほど経った頃には着ていた雨具の中まで染みてビッショビショ(^^;)
これじゃ雨具の意味をなしていないので、防水スプレーしとかないとだな。
常磐エリアの海上は小雨でしたが、東京は朝からずっと本降りだったようなので、これくらいで済んでよかったですε-(´∀`; )
前半は釣れても小型、あとはバラしばかりでヒヤヒヤしましたが、9時をまわったところで20杯目をキャッチ!
しかしそこからアタリが少なくなってきて、再びバラしが目立つようになってきました。
終盤は船団を抜けて25mの浅場へ移動しましたが、こちらは潮が速すぎて釣り難い(;´д`)
さらに、体が冷えたせいか右手の親指と人差し指が攣ってしまい、竿が持てず釣りがなかなかできません……。
休み休み釣りましたが、終盤戦は1バラしのみで11時になり納竿。
中盤にいた沖のポイントがポツポツながらも釣れていたので、最後まであのまま沖でやっていればあと数杯釣れていたんじゃないかと思うとそこだけが残念でしたが、とても良い船宿でした。
心配だった腰も膝も問題なくてよかったです。
本日の釣果は、
ドン!(°∀°)b
プラス、オケがギチギチになっていたので、
途中もうひとつネットを出して、タコを少し移しておきました。
というわけで、はい、
前回のリベンジ大成功です!( *• ̀ω•́ )b グッ☆
このシンクいっぱいに敷き詰められたタコ絨毯が見たくて、船タコ釣りへ行ってるようなもんですからね(^◇^;)
数こそは第1戦の20杯とそう変わらない21杯でしたが、タコのサイズが大きくなっているので今日は釣った感がありました。
そして今回は、
堂々の竿頭でした!(๑˃̶͈̀o˂̶͈́๑)
序盤全然ダメだったので竿頭がとれると思っていませんでしたが、中盤戦盛り返したのが効きましたね。
とはいえ、前回同様今日もバラしが10杯くらいあったのがもったいなかったなぁ。
ライン切れが2回もあり、リーダー結び直し&仕掛けの組み直しで大幅にタイムロスしたのも痛かったです。
今日の反省と次回のためのメモ。
投げ切れで仕掛けをひと組ロストしました。しかも、一回はスプールから高切れしました_:(´ཀ`」 ∠):
リーダーが長めだったのでガイドに引っかかっていたのは気になっていたのですが、エギタコXはガイドが小さいので、キャスト時に結び目がトップガイドの中に入らないよう短めにしておいたほうがいいですね。
エイト環抜けは1回アリ。
しかもこれはオクトパスタップではなく、ハリミツの蛸墨族……(´Д` )
格安タコエギだけでなく、全て強化必須でしょうか。蛸墨族は針側が抜けかけたのもひとつありました。
※アイ周りの強化をしたので、別記事で書こうと思います。
今日の釣りで残念だったこと。
タコ釣りで初めて道イトのアワセ切れがありました。
実はこの直前に、裏側の人とお纏りをして向こうが仕掛けをあげたんですよ。
裏の釣り人がお纏りをほどき、
「糸離しますねー」
と言ったあと、ラインに全く重みを感じなかったので「切れた⁈!( ゚ ▽ ゚ ;)エッ!! 」と思って巻いたら数秒後に重みを感じたので仕掛けを回収したのですが、あとから思えばあのとき船底のフジツボかなにかにラインが引っかかって傷がついていたんでしょうね……(。´Д⊂) ウワァァァン!!
その人とは数回お纏りしましたが、うち一度はこちらが仕掛けを水面まであげていたのに、糸が引っ張られているのに全く気付いていなくて……(; ̄ェ ̄)
お纏りの原因ですが、自分が払い出し側なので、逆側の人が糸を出し過ぎているんですよ。
それに気が付いた船長が、最後のお纏りをしたあとに、
「◯◯さん糸出し過ぎてるよ」
とアナウンスしてくれたのでよかったですが、そこまでラインを出し過ぎるって空いてても入り込み側は絶対やっちゃいけないですし、どうやってアタリを取るつもりだったんだろう?
クラッチをフリーにしっぱなしじゃなきゃ、そうならないと思うのですが……。
そんなこんなで仕掛けを2組ロスト。
根掛かりが無いエリアなのでハリミツの蛸墨族ばかり付けていたので、エギ7個ロストは痛いです(´;ω;`)ブワッ
あとはメモ。
潮が動かないときは、取り込み時のリールの巻き速度と竿の角度を普段より気にすること。
タコ釣りでここまで気を使うことは今までなかったのですが、すでに書いたとおり今回は巻き速度をかなり遅く、竿を完全に上へ構えて舳先の上下動を腕で殺しながら釣らないとバレてしまいました。
タコが小さいのもあると思いますが、常磐エリアでエンジン流しのときは巻き上げを普段より慎重にやらないとダメですね。これはまた忘れてしまいそうなのでメモしておきます。
ラインと竿が直角になるように構えて、ティップからベリーの曲がりをちゃんと使い、竿をしっかり曲げたまま取り込むようにしましょう。
そんなの基本でしょうと思われると思いますが、どてら流しのときはそこまで気にしなくても普通に釣っていればバレないですからね。
エンジン流しの場合、タコが掛かっているときに急速に船を動かされてしまうこともあるので、電動リールの巻き速度は速すぎないよう注意も必要。
仕掛けですが、万が一ライン切れしたときを考えてタコエギまで付けて組んだものをひと組準備しておくべき。
東京湾の船タコの場合は手巻きオンリーなので必ずタコエギをセットしたものを竿ごと2組用意しておくのですが、常磐エリアだと手巻きは持って行くもののほとんど使わないので予備の仕掛けセットまで準備していなかったんですよ。
時合いが短いことも考えられるので、できるだけ仕掛けを組み直す時間を掛けないほうがいいですからね。
今回のロストで予備の仕掛けが無くなってしまったので、次回釣行前に組んでおかないと。仕掛けを入れているバッグの整理も必要。
最後に、反省ではありませんが……。
やはり、
空いている船はいい!ヾ(*´∀`*)ノ
今回、沖の船団の中にいつも乗っている船もおりましたが、向こうは相変わらず人気のようでほぼ満船のギュウギュウでした。
中には船長が大声で叫びながらハッパをかけている、遊漁船じゃなくて漁船なの?wという謎の船もいましたが、14艘のうち半分くらいは満船、他の船はまばらと、乗船数に差がけっこうありました。
空いている船と混んでいる船にはそれぞれ理由があるのでしょうけど、空いているから悪い船とは限らない(中には船長に癖がありすぎて敬遠され空いている船もあるそうですが)ので、いろいろ乗ってみたほうがよさそうです。
次回の船タコ釣りは、近々行くとしたらおそらく東京湾になると思いますが……。
常磐エリアも良かったのは一瞬だけで、その後はまた釣果が落ちてますね。潮が流れないだけで動けばまだいそうな感じではありますが、いつまで釣れ続けるのか?
まぁ、タコはしばらくいいので、次回一人で釣りへ行くならタコではなく渓流かレンタルボートかな(^^;
渓流は4月から行っていないので、ぼちぼち水浴びがてら行きたいですね。
今回、水が出る場所が遠かったので、海水を入れたバケツに100均ランドリーバスケットを置いてポイポイ投げ入れていたのですが、何度か脱走していました。
タコネットでいいのがないか検索していたらこちらを見つけました。
買おうと思ったら、人気商品のようで現在どこも売り切れ中ですね。
7月中旬再販予定のようなので、再販したら購入します。
あとは無くした蛸墨族2.5号を補充しておかないとです。
そして……。
ダイワのHPを見てビックリしましたが、
シーボーグ100Jが出るんですね!( ゚ ▽ ゚ ;)エッ!!
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