浅野いにお原作の漫画、デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション、通称デデデデの映画前章&後章イッキ観上映イベントへ行ってきました!
現在上映中の前章公開後、なんとなく行くのが面倒だったので、UHDが出てからまとめて観ればいいか〜と思っていましたが、たまたま一気観イベントを知ってチケットを購入しました。
上映された六本木ヒルズのTOHOシネマズへ来るのは初めて。
余裕を持って上映45分前に来たら早すぎた……( ̄▽ ̄;)
時間があるので、先にシアターの場所を確認。
上映されるシアター7は、エスカレーターを上がった通路の先の、
TCXスクリーン。
TCXとはなんぞや?と思ったら、TOHOシネマズが力を入れている大型スクリーンシアターのようですね。
劇場内に入ってから、デデデデのポスターが全くないと思っていたら、
スクリーン脇にチラシが挟んであるこれだけwww
一挙上映&後章完成記念舞台挨拶の文字もないのか。
後章は一般向け史上最速上映の特別上映なのに、それ用のポスターとか作らないんですね(^^;;
TCXはスクリーンが大きく、その中でも六本木はスクリーンサイズが最大級ということで期待していましたが……。
普段ほとんどグランドシネマサンシャイン池袋のIMAXでしか映画を観ないので、比べちゃうとかなりショボーンな感じでした。
しかも1,000円高いプレミアムボックスシートを選んだのに、席がリクライニングなしとは……(´;ω;`)ブワッ
音も低音スカスカで微妙だったのが残念。
デデデデの映画は、前章が3/22、後章が今週5/24から公開ですが、今回の上映は13:15から前編120分上映後、休憩を挟んで15:50より後編120分を続けて連続上映するというもの。
途中の休憩時間、女子トイレの待ち行列が半端なくて可哀想でした(-_-;)
それでもトイレが広めだったのが救いでしょうか?
デデデデは浅野いにお初のアニメ化ということでも注目を集めた映画ですが、何より話題となったのが、
主人公のおんたん(中川鳳蘭)をあのちゃんが、
もう1人の主人公・門出(小山門出)をYOASOBIのボーカルikuraとしても活動している幾田りらが担当していることですね!
はじめてこの2人がメインキャストに選ばれたと知ったときは、原作が好きだったので「話題性優先かよ、終わった……_:(´ཀ`」 ∠):」と思ったのですが、特報を見たら吹き替えがかなり良くて(特にあのちゃん)ビックリしました!
実際に映画を観てみると、役補正もあると思いますが、
あのちゃんのおんたんは、本当におんたんそのまんま!(๑˃̶͈̀o˂̶͈́๑)
逆に言えば、あのちゃん以上におんたんに合う人は誰がいたんだろう?と思うくらい完全におんたんでした。
というかおんたんのキャラは、テレビのあのちゃんのイメージのままですからねw
幾田りらの門出ですが、初挑戦にしては上手いのですが……。
おんたんと絡むシーンは全く違和感なく観られるのですが、やはりプロの声優とのシーンは演技力の差が出てしまいますね(特におんたん兄役の諏訪部順一、渡良瀬役の坂泰斗とのシーン)。
で、肝心な映画の内容ですが、原作を読んだのがもう2年前なので半分以上覚えておらず新たな気持ちで見れました。
しかしこの映画、前後章2時間ずつ計4時間で全ての内容をうまくアニメ化しているものの、盛り上がらないシーンが長く続く場所もあるため、前章を見ている間に4回くらい寝落ちしそうになりました(^◇^;)
後章も同じくらい寝そうになりまして……。
うーん、全体でみたらやはり面白いのですが、正直言えば映画ではなく30分アニメを1クールでやったほうがよかったんじゃないか?と思ってしまいました。
まぁ、いろいろ大人の事情もあるのでしょうけど……。
そしてラストは、各所で書かれているので書いちゃっていいですかね?
何も知りたくない人は、ここでそっ閉じしてください。
ラストがですね、ネタバレはしませんが、
原作と違いました!( ゚ ▽ ゚ ;)エッ!!
全然知らなかったので、え?ここで終わりなの?とビックリしちゃいました(⌒-⌒; )
映画版は映画版で綺麗に終わった(これはこれで感動的)のですが、原作のほうがもっとドキドキするラスト展開だったので、あっちもアニメで見てみたかったですね。
後章が終わった後は、休憩を挟んでいよいよ舞台挨拶です。
舞台挨拶はアニメーションディレクターの黒川智之、声優の入野自由(大葉圭太役)、内山昂輝(小比類巻健一役)、白石涼子(田井沼マコト)の4人。
もしかしたら……と思っていましたが、さすがに主演の幾田りらとあのちゃんは来ないのか(´·ω·`)ショボーン
トーク中は一般客撮影不可だったので写真はありませんが、アフレコの裏話や声優陣が疑問に思ったことを監督に聞くコーナーなどがありました。
進行役:「アフレコはみなさん一緒にやったんですか?」
入野、白石:「私たちは一緒にやるシーンが多かったです」
内野:「僕はずっと一人でした」
入野:「あのシーン一緒にやったでしょ」
内野:「一緒にやったっけw」
みたいな話も聞けて楽しかったです。
あと内野さんが黒川さんに、
「エンドロールの作画に浅野いにおさんの名前がありましたが、浅野さんも作画したんですか?」
という質問をしていました。
そうそう、自分もスタッフロールを見ていたときに、作画の最後に「浅野いにお」とあったので、あれ?と思っていたんですよ。
黒川さんの答えは、
「浅野さんは作画の修正をしてくれました。けっこうな量です」
と答えていました。
他にも入野さんがあのちゃんにアドバイスした話や、おんたんが大葉に「〇〇」というシーンが可愛すぎたという話など。
気になっていた後章の上映が1か月延期した理由はありませんでしたが、黒川さんが後章が完成したのは1週間前だと言っていました。
たぶん舞台挨拶の様子はブルーレイが発売されたらおまけで収録されると思うので、気になる人はそれを待ってください。
劇場アニメ版デデデデ、面白かったです。ぶっちゃけて言えば、映像はもっと頑張って欲しかったですが……。
配信かUHDになったらまた見てみたいです。
漫画版もラストが気になるので、もう一回最初から読み直すかな。
あと……。
次は是非とも「おやすみプンプン」を映画化してくれませんかね。出来れば実写で。無理か?