以前、MetaQuest2で3Dブルーレイを直に再生して観る方法を書きました。
MetaQuest2&VRヘッドセットで3Dブルーレイを再生して観る方法①準備編
MetaQuest3が発売され、初VRヘッドセットで「3Dブルーレイを再生する方法はないの?」と思っている人もいると思うので新しい情報を交えながら再掲載します。
自分は現在3D映画はMetaQuest3で観ているのですが、Quest2より高解像度化&視野角が広くなったので、さらに快適に見れています(•̀ᴗ•́)و ̑̑ぐっ
詳しくは過去記事を読めばわかりますが、再生にはQuest版のVirtual Desktop、3Dブルーレイ、パソコンが必要になります。
さすがにQuest3単体で3Dブルーレイを観ることはできません。ただし、Bigscreenというアプリからなら、Quest単体でも3D映画をレンタルで見ることが可能です。
手元にたくさん3Dブルーレイがあるなら、再生用に機材を揃えてしまってもいいくらいVRでの3D映画視聴は魅力的です。
なんといっても、
裸眼で3D映画が視聴できるのが最高なんですよ(°∀°)b
まぁ、裸眼といってもHMDを着けているんですけどね(⌒-⌒; )
それでも3D映画で必須となるアクティブシャッター眼鏡を掛けなくていいので、映像が暗くなることがなく、フリッカーも起きません。
と思って、Meta Quest3で初3D映画視聴をしてみたのですが、あれ?
なんかチラついてる?( ゚ ▽ ゚ ;)エッ!!
なんですかね、フリッカー? クロストーク?
Quest2のときはこんなの感じかなったと思うのですが……。
うーん、もしかしてVDの設定が初期化されてるからかなぁ。
Quest2を見ながらVDの設定を見直してみました。
まずはSETTING。
VDで動画を見るときはここがモロに反映されます。
見比べたら、Advanced OptionsのBoost clock ratesのチェックが入ってませんでした。
これは録画時などのみチェックを入れろとなっていますが、動画を見るときもチェックを入れたほうがいいようです。
お次はSTREAMING。
steamのbigscreenで見るならHighで150Mbpsにしたいところですが、パソコンのパワーに合わせましょう。
こちらはbigscreen、High150の映像。
うちの2070MaxQのノートパソコンなら、これで十分綺麗です。
でもちょっと処理落ちしちゃうところがありますね。
同じくbigscreenでMedium150。
少し解像度が落ちますが、まだ綺麗。
こちらVDで見たもの。
bigscreenを立ち上げなけれな違いはわからない気がしますが、並べてみると、
真ん中と左のBigscreenは違いがわかりにくいですが、いちばん右のVDはボケているのがわかりますよね。
できれば解像度の高いbigscreenで見たいですが、やっぱりチラチラするのが気になるなぁ(; ̄ェ ̄)
【追記】この先に書いているチラつき問題はVDのバグに起因するものだったようです。後ほど解決した話を書いていますが、最初に書いた内容も残しておきます。
いろいろ試行錯誤したところ、自分の環境でチラチラ見えるのはどうやら、
シャープネスが強すぎるのが原因っぽい⁈(゚Д゚#)
というのもですね、VDでややぼやけた映像で見る分にはチラつきが起きないんですよ。
Quest3は解像度が上がっているので、下手なシャープネスは悪影響なのかも。
それが原因なら、Bigscreenもシャープネスを落とせば直るかな?
メニューのSettingからVisual&Lightingを選び、Anti-Aliasingをオフに、
メニューのHome、Desktop右側のフィルターのshapenessをいちばん左へ。ついでに彩度なども調整しておきましょう。
これでVD同様の映像で観られましたε-(´∀`; )
Quest3は解像度が上がっているので、シャープネスを掛けるとパッキパキすぎてチラチラ見えたのでしょうか。
もしチラつきが気になる方がいたら、シャープネスを落としてみてください。それでもチラつきがある場合は、解像度を下げるかVD直で見るといいですね。
ちなみにチラつきが気になるのは実写3D映画だけでした。3DCGアニメだと気にならなかったので、そういう映画を見るときはアンチエイリアスやシャープネスを掛け直してもいいかもです。
【重要:11/8追記】
この記事を書いた昨日の今日ですが、VDが1.29.7へアップデートしました。
Quest3に余力があるのでいろいろ最適化したような内容っぽいのですが、新バージョンでは、
3D映画を見てもヌルヌル見れます!( ゚ ▽ ゚ ;)エッ!!
どうやらあのチラチラするのは前バージョンのバグだった?
シャープネスを掛けても全くチラつかなくなりました(°∀°)b
それどころか、
メチャクチャ綺麗で超安定!ヽ(゚∀゚)メ
Highで150なら、fpsは90に張りついたままですね。
いや〜よかった!
実はあのチラつきは自分の眼がちょっとおかしくなったのかも?という不安もあったんですよね(^^;)
これは完全にあのチラつきは前バージョンのバグのせいで、画面をボカし気味にしないとクロストークが発生してしまっていただけでしたε-(´∀`; )
新しいバージョンは、 Quest3に最適化されただけあって、
以前はカクカクになって、うちのノートPCでは使いものにならなかったUltraの200Mbpsにしても、
試しにアバターwowを見てみましたが、
超絶綺麗!((((;゚Д゚))))
すごい……。
VDの進化は凄まじいですね。2070ノートPCでも、現状十分じゃないでしょうか?
というか、3D映画をQuest2で観ていた人は、絶対にQuest3に買い替えるべきでしょう!
Quest3はかなり売れていて今は1ヶ月待ちみたいですね。
年末はさらに手に入りにくくなる可能性があるので、欲しい人は早めに買ったほうがいいと思います。
ここまで追記ですが、コーデックはHEVC10bitで問題ナシでした(•̀ᴗ•́)و ̑̑ぐっ
新たにVDXRというVD専用のランタイムも搭載したので、今後がますます楽しみですね。
---------追記終わり---------
デスクトップ側のコーデックは最も低遅延なH264で見ましたが、今はHEVCの10bitとAV1が追加されているんですよね。
AV1は4090用なので無理ですが、HEVC-10bitはいけるのかなぁ?
HEVC-10bitにしましたが、こっちでもいけそうかな?
遅延が気にならなければ、発色が良いHEVC-10bitにしたいですね。
もっとパワーのあるPCがあればいちばんいいのですが、うちはまだまだOmenに頑張ってもらわないとです。
あとは、マシンパワーが無いけどどうしても高画質で見たいなら、有線のQuestLinkがオススメでしょうか?
有線であれば、
グラフィック設定は1.1倍ではなく、MAXの1.5倍にしても問題ないですね。
VDと彩度が変わって見えるので、Bigscreenの設定は変えましょう。シャープネスはやはりオフにしないとチラつくのでオフにします。
が、QuestLink設定内のアンチエイリアスがなぜかオフにできませんでした……(´·ω·`)ショボーン
QuestLinkはバージョンアップするたびに音声ドライバーがおかしくなるのと、エリートストラップを通して有線で使えたらいいんですけどね。
VDが楽すぎて、うちでは使う頻度が低いです。
Quest2の設定を見るためにQuest2でも少し映像を見ましたが、
Quest3と比べると、明らかにボケてました。
いやぁ、これはやっぱりもうQuest2には戻れません。
そうそう、KIWIdesignから発売が遅れていた、
Quest3用のグリップストラップが発売になったようです!
Amazonにはまだ入っていないようですが、うちはこれにしようかなぁ。
排気スリット入りのフェイシャルインターフェイスも早く出て欲しいですね。
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