オススメ3Dブルーレイ㉑は、マトリックスで有名なあのウォシャウスキー兄弟(このときはもう姉妹?)の3D映画です。
ジュピター。
2015年公開の映画ですね。
ジョン・カーターと少し似た雰囲気のある単発のSF映画なので、どっちがどっちだったっけ?とわからなくなってしまいます(⌒-⌒; )
主人公は、掃除員として暮らしているジュピター。
ジュピターは何の変哲もない、貧しく辛い日々を繰り返し送っています。
そんなジュピターが暮らすシカゴの裏通りでは……。
怪しい工作員?の姿が……。
スカウター?
通りを歩いている男性の情報が浮かび上がります。
こういうシーンは、3Dでみてなんぼですよね!(•̀ᴗ•́)و ̑̑ぐっ
いきなり激しい戦闘開始!
SF版マトリックスのような雰囲気ですね。
ここもさしずめトリニティがマトリックス冒頭で、警察やエージェントと戦ったシーンのような印象です。
先ほどの工作員はジュピターを狙った刺客で、ジュピターを救うためにやってきたケインによって助けられます。
が、
さらにやってきた追っ手に追いつめられ、シカゴの街中で激しいドッグファイトが繰り広げられます!
ここも映像がスゴい!
ウォシャウスキー監督ということもあって、どことなくマトリックスを思い浮かべるシーンもあります。
そしてなにより、3D効果がスゴいです。
蜂がたくさん飛んでいるシーンがあるのですが、ここも見どころのひとつでしょう。
定期的に入るアクションシーンはかなりド派手!
こういうのが好きなんでしょうね〜。
この映画は3Dもスゴいのですが、
CGもスゴいんですよ!(°∀°)b
ジュピターは、かなり予算のあった映画なんでしょうね。
3D映画でも、ここまでCGが精巧な映画もそうないんじゃないかなぁ?
とにかく宇宙船などメカ系の描写がもの凄いんですよ!
ロボ&飛行機のミックスのような機体での激しい戦闘シーンがあったり、ここはマトリックス3部でミフネ船長がザイオンに侵入してきたセンティネルの大群とパワードスーツで戦うシーンに似ていますね。
ストーリー自体はかなり壮大で、地球で人間が生きている理由や、さらに高高度な文明を持った人間の存在があらわになり、
プロメテウスとまた違ったアプローチで人類の起源が判明する話なのですが、なんというか話が壮大なわりに人間関係が浅いというか……。
とにかく3D効果とCGはスゴいのですが、肝心の話はまぁ……という感じかなぁ。
なんというか、
スペースオペラな雰囲気がちょっとDUNEっぽくもあるのですが、特攻の拓っぽく言うと、
マトリックスとDUNEっちまった映画……
なんですよね〜( ̄▽ ̄;)
設定は面白いのに、脚本が追いついていないとでも言えばいいのでしょうか……。
冒頭で主人公ジュピターの出自が語られているのですが、実はストーリーに全く関係なかったりと、いろいろ残念な感じです。
ファンタスティック・ビーストで主人公ニュートを演じているエディ・レッドメインも出演しています。
ニュートと同じく陰のある存在のキャラクターなのですが、やはりニュートのほうが合っていますね。あれはハマり役なんだろうなぁ。
ストーリーは正直もう少し頑張りましょうですが、映像はすごかった!
とにかく凄い3DCGSFを観たい!という人にはオススメでしょう。
ただ、話はいかにもB級SF映画だなぁ……という感じなので、映像以外はあまり期待しないほうがいいですね。
設定やストーリーの面では、同じような単発SF映画のジョン・カーター3Dがなかなか面白いのでそちらもオススメです。
リアル世界寄りのスターウォーズ的な話なので、ストーリーを楽しむならこっちですかね。
ジョン・カーター3DはGEOの宅配レンタルにもあります。