以前にもいくつかオススメ3Dブルーレイを書きましたが、MetaQuest2の裸眼3D視聴で改めて観て良かったものを書いていこうと思います。
3Dブルーレイが観れる環境になってから、実写CG系をけっこう観たのですが、そういえば、
家にこれがあるんですよね。
009 RE:CYBORG。
バージョン違いで後に発売されたものは、まだ新品も売っていました。
009 RE:CYBORGは、石ノ森章太郎のサイボーグ009の続編を、新解釈で現代を舞台に蘇らせたアニメーション映画です。
これももう10年前の映画なんですね〜。
VDのプライベートシアターで3D版を視聴です。
そういえばあの頃は、PRODUCTION I.Gの映画が大人気でたくさんやってましたよね。
2012年の日本が舞台なので、冒頭に六本木ヒルズが出てきます。
島村ジョーは高校生に。
昔の設定だとレーサーでしたよね。
こうやってみると普通のアニメ映画に見えますが、この映画は世にも珍しいセルルック3Dアニメ映画なんですよ。
映像自体はフル3DCGで作られているので、セル画風のアニメ絵なのに奥行きがあるという、とても不思議な映像体験ができます。
こういうシーンは、ウインドウの透明感がすごいです!(•̀ᴗ•́)و ̑̑ぐっ
3Dは奥行き感メインですが、スクリーンサイズの穴が空いていて奥に部屋があるような、そんなふうに映像を立体的に感じるほどよくできています。
というか、やはりMetaQuest2で観る3D映画がスゴいんでしょうね。
最近観直した他の映画でもそうでしたが、この映画こんなに映像綺麗だったっけ?と改めて驚きます。
奥行き感は、こういうシーンだと顕著ですね。
そしてもうひとつ、この映画は、
光の表現が素晴らしい!(°∀°)b
実写系3Dブルーレイでも、映像内の光源がここまで明るく描かれている作品はそうないんじゃないですかね。
手前にある光を反射した雨粒は浮いて見えますが、飛び出す感じではありません。
これはジェロニモなんですけど、イケメンになってますね。まぁ、ジェットの変わりように比べたら全然ですけど(⌒-⌒; )
空中でのシーンやビルの背景の奥行き感もすごいです。この映画はハッキリ言って、3Dで観ないと本当の良さがわからないと思います。
そして、MetaQuest2で観たら、改めて映像が凄かった(゚Д゚#)
この現代版009は映像もスゴイのですが、
なによりフランソワーズがかわいい!(//∇//)
というかエロい(゚ω゚)
神山健治が監督に就任する前は押井守が監督をやる予定で、押井守は意味不明なストーリーにリアルタイムに歳をとった?58歳のフランソワーズを出そうとしていたようですが、そりゃボツになるよね……(; ̄ェ ̄)
001イワンはちょっとキリッとした顔立ちに。
旧作だと目元まで髪の毛に隠れてましたよね。
こういうシーンも3D感があっていいです。
プライベートシアターの雰囲気もいい感じ。
壁以外の余計なオブジェクトがないので、BigScreenの大劇場より落ち着いて観れますね。
実際にはこれより視界が狭く、スクリーンがもっと目の前いっぱいにあります。
この映画の見どころのひとつが、
ハインリヒの戦闘シーンもカッケェ!ヽ(゚∀゚)メ
アクションシーンがたっぷりあるので、ラストまで目が離せません!
サイボーグ009の原作自体は未完で終わってしまいましたが、RE:CYBORGでは石ノ森章太郎の意志を受け継ぎ、綺麗に現代に落とし込んだように思えます。
エンドクレジットの宇宙空間も、しっかり3Dになっています。
物語は大人向けでちょっと難しいですが、クレジットの最後までちゃんと見れば、ラストのシーンの意味が少しわかるのではないでしょうか?
まぁ、そこも人によって解釈が違うと思いますが……。
久しぶりに観ましたが、名作でした。
とにかく3Dが素晴らしく、映像表現的にも大成功だと思うのですが、これ以降セルルック3Dアニメの3D映画ってあったのかなぁ?
国内は3Dがどんどん廃れていったから、これが最初で最後だったのかもしれないですね。
009 RE:CYBORGは唯一無二のセルルック3D映画だと思うので、ぜひとも3D版を観てもらいたい映画ですね。
それこそエヴァの新劇場版なんかは、この手法で映像化したらもっとスゴいことになったんじゃないでしょうか?
このクオリティのセルルック3D映画を、もっとたくさん観たかったです。
10年前にMetaQuest2がすでにあったら、3D映画の行く末も違っていたのかもしれませんね。