Oculus Quest 2の新作RPG、DEMEOが発売になりました!

PVが発表されてからずっと気になっていたのですが、このゲーム、VRのRPGなのですがただのRPGではありません。

なんと、



テーブルトークRPGスタイルのゲームなんですよ!ヽ(゚∀゚)メ



と言ったところで、テーブルトークRPGとはなんぞや?という人が多いと思いますが……( ̄▽ ̄;)


テーブルトークRPG(TTRPG)とは、まだ今のように複数人でRPGを同時プレイができないような時代に、なんと、ストーリーテラー兼コンピューター役のゲームマスターという人と、複数人のプレイヤーが集まって行うという、



超アナログなRPGのことなんです!(゚Д゚#)



例えば、戦士、盗賊、魔法使い、僧侶の4人パーティーで遊ぼうと思ったら、プレイヤー4人+ゲームマスター(GM)の5人で遊ぶことになります。

基本的にゲームの進行は、GMとプレイヤーのやり取り(どんなダンジョンなのかや部屋の大きさ、敵の出現やらNPCとの会話はGMが行います)、HPやステータスはシートに記載、攻撃の当たり判定やダメージはサイコロを振って決めるという、フルアナログなゲームなんですよ。


有名なのは、今のRPGゲームの原型となったとも言われているダンジョンズ&ドラゴンズというTTRPGですが、あの指輪物語や、クトゥルフの呼び声なんかもTTRPGであったんですよね。




まぁ、TTRPGについてはそれくらいにして、




DEMEOについての話へ進みましょう。
Oculusストアで2,990円。なんと、日本語対応しています!ヾ(*´∀`*)ノ




ゲームを起動すると、ストーリーの紹介から始まります。

これは毎回あるので、Aボタン長押しでスキップできますね。




チュートリアルは、謎のお姉さんが教えてくれます。




基本は、移動、通常攻撃、スキルの使用。

攻撃は、ダイスを振って成否判定をします。
ダイスの目の剣は命中、剣2本はクリティカル、ドクロはミスになります。




チュートリアルを終えると、メニュー画面が表示されます。

基本はマルチプレイで、ランダムに集まる「クイックプレイ」、自分で部屋を作る「ゲームを主催」、部屋番号を入力する「ゲームに参加」。
ほかにシングルプレイの「スカーミッシュ」もあります。

マルチプレイは最大4人で遊べますが、シングルプレイは自分が操作する3人パーティーでの冒険となります。







ゲームのトレイラーはこちら。
見たら雰囲気が分かると思います。





今用意されているのは、黒い棺というストーリー?
全年齢に最適と書いてありますが、クソむずいです(^◇^;)

ストーリーは今後追加されていくようです。




選べるキャラクターは、戦士、魔法使い、シーフ、アーチャーの4種類。
それぞれ使えるスキルが違います。




パーティーを組んだらスタートです。




ゲームは、テーブルの上に箱庭のように作られたダンジョンが舞台。
両手のグリップで、グリグリ回したり、拡大縮小して視点を変えられます。

敵や宝箱などのオブジェクトは、プレイヤー誰かの視界内にいるものしか表示されず、扉の奥なども見えません。これがけっこうスリリング!


プレイヤーキャラクターや敵は、フィギュアのようなコマで配置されており、自ターンが来たときのみ行動できます。




壁があると見にくいので、見やすい方向へ回しましょう。




かなりアップでも見られます。
まるでフィギュアが動いているかのような感覚でプレイできますね。

ゲームはターン制で、一人2ポイント(移動、攻撃、スキルなどを行うと1ポイント消費)使うと次のプレイヤーへ、プレイヤーが全員終わると敵のターンになります。




選んだキャラクターのスキルは、カードで使えます。
カードには、毎ターンごとに使えるものと、使用すると1回で無くなってしまうものがあります。

カードは敵を倒して経験値を100貯めると1枚補充されるほか、ダンジョン内にある宝箱を開けても得ることができます。




いきなりマルチへ行きましたが、無言でも全然平気でした。

でも、なんというか、ルールを理解していない人や、自分の番が来ているのに気付かない人とかが多すぎて大変なことになっています……。




ダンジョンは3層で、入るたびに違う形になります(バリエーションかも?)。

鍵を持っている敵を倒して鍵を奪い、ゲートのを開けると次の層へ行けるのですが、ルートを理解していない人が鍵を取っちゃうと、ゲートを無視して敵を倒そうと別の部屋へ行っちゃうんですよ……(; ̄ェ ̄)

敵はどんどん湧いてくるのでキリがないし、カードをどんどん消費するだけなのを理解してないんですよ。すぐわかりそうなものなのになぁ。




これが次のフロアへのゲート。
ロックを解除すると経験値が貰えるようです。




これがルールを理解してない人がいた時のスクショ。
鍵を持った人が左上のゲートの前を素通りして、別の場所の敵をわざわざ倒しに行って全滅しかけました……。
マジ勘弁してほしい(~_~;)

次の階もあるから、カード温存したいのにね。ゲームも長くなっちゃうし……。




フロア間にはショップがあり、ダンジョンで拾ったコインを使ってカードが買えます。




カードは最大10枚まで持てます。
毒系のスキルがあるとかなり楽になりますね。




ダンジョン内をもたもたしていると、延々と敵が出てくるので本当にキビシイ!
これは改善してほしいなぁ。

HPが無くなっても仲間によってリバイブ可能なのですが、3回死ぬと復活できなくなります。なかなか難易度が高いです。




鍵を持った敵の位置を表示する魔法なんてのもありました。
鍵を持った敵を探し回らずに済むので、これは便利!




どんどん強い敵もでてきます。

マルチは3ゲームやりましたが、2階層目までしか行けなかった……。




シングルで3層目まで行けましたが、ゲームの途中で、



バッテリー切れで落ちた!(。´Д⊂) ウワァァァン!!



うわー、マジか!(゚Д゚#)





というのもですね、DEMEOは、




1プレイがメチャクチャ長いんですよ!((;゚Д゚)ガクガクブルブル



ターン制なのですが持ち時間がないため、行動が遅かったり自分の番が来ているのに気付かない人がいると、本当に時間が掛かるんです。

せめてカウントダウンはつけなきゃダメじゃない? いいとこまで行っても、一人が寝落ちしたらそこで終了ですからねw


さらに、鍵を取ってゲートの位置がわかったら、出来るだけ敵の少ないルートを進んでいけばいいのに、わざわざ開いていないドアを開けて敵を呼び寄せる人がいたりと、まさにカオス( ゚д゚)




ゲーム自体は、GMはコンピューターがやってくれるTT風RPGなので、プレイヤー同士で和気藹々と話しながらやったら楽しいと思うのですが……。
外人とやるのはやや難アリかなぁ?

あと、1ゲームが長すぎるため、バッテリーに注意どころか、完全に予備のバッテリーを用意しておかないと泣きをみるゲームですね(;´д`)




そうそう、マルチプレイの場合は、裏技なのか?
3回死んでプレイヤーキャラクターが消滅したあと、




テーブルに書いてある部屋コード番号を覚えておいて、




「ゲームに参加」を選び、さっきの部屋番号を入力すると、なんとコンティニューができます!(•̀ᴗ•́)و ̑̑ぐっ

いずれ規制されそうな感じもしますが、こういう機能でもなきゃクリアはかなり難しいですね。



まだまだ始めたばかりですわからないことだらけですが、普通のRPGとは違ったアナログ感覚なRPGをやってみたい人にはオススメです!( *• ̀ω•́ )b グッ☆