ちょっと前から、バルコニーや家の上を飛び回る蜂の姿が目についていたのですが、



今年は数が異常に多いんですよね( ゚д゚)



例年今頃の時期は、巣を作るために飛んでくる女王蜂の姿がちらほら見られ、うちも過去に多いときは3〜4個巣を作られてしまったことがあります(大きくなる前に撤去していますが)。




数日前、リビングで吹き抜けの天井のほうを見上げたときに、窓の外に見える庇の下に不自然な黒い塊を見つけました。
もしや……と思って見に行ってみると、それはやはりできて間もない蜂の巣〜!(゚Д゚#)


これはすぐに撤去したのですが、昨日の記事でも書いたように、猫たちと一緒にバルコニーで日光浴をしていたとき、うしちゃんの視線の先の壁の上部に、新たな蜂の巣を発見しました!

ここ最近は猫をバルコニーへ出すときに、蜂がいないか気をつけてバルコニーのあちこちを見ていたのですが、巣が作られているのは全く気づかなかったです(*゚д゚)




もしかして、リビングの裏にあるバルコニー(うちはバルコニーが全部で4カ所あります)にも巣が作られているのでは?と出てみると、




やっぱりあった!(*゚д゚)


しかも防水コンセントの下に作ってる。たしかにここなら雨も直射日光も防げるからなぁ(⌒-⌒; )

いつものアシナガバチですね。
一等地に巣を作ったところ申し訳ありませんが、撤去させてもらいました。


これくらいの作られたばかりの巣なら女王蜂1匹しかいないので、蜂用の殺虫剤がなくてもゴキジェットで十分です。噴射して、いなくなった隙に巣を撤去すればOK。





ほかにも、




バルコニーの壁のサイディングとFRPの縁にも、巣が2つ作られていました。
あぶないあぶない。こちらのバルコニーは滅多に出ないので、早めに見ておいてよかった。



さらにすぐ横にあるお隣の家の軒下にも2つ……。ここは手が届くので撤去しておきましたが、よくみるとお隣の屋根の上にある庇の下にも巣が!

本来ならお隣さんにやってもらうべきなのですが、お隣の住人は言ったところで何もしないようなタイプの人なので、許可をもらってうちで撤去することにしました。

とはいえ、さすがにお隣の家の屋根に乗るのは怖いので(自分の家なら屋根に乗っても問題ないのですが、お隣は古い家なので)、高枝切りバサミか何か買わないとかなぁ。


とりあえず、長い延べ竿か何かで叩き落とせないか試してみようと思います。ルアーリターンが届く距離なら簡単に撤去できそうなんですけどね。ギリギリかなぁ。最悪ケルヒャー使えば水圧で落とせるかな。




昨日うしちゃんが見ていた、ウッドデッキのバルコニー上部にあった巣はこれ。

4mくらいの高さの場所なので肉眼ではわかりにくく、iPhoneカメラをズームして確認した写真です。




撤去前にすぐ近くからパチリ。
取った巣の中を見たらもう卵が産み付けられていたので、今のうちに撤去しておかないと大変なことになってしまいますね。


巣を駆除する時の注意点ですが、ゴキジェットをしたあと蜂が再び帰ってくる場合があります。
向かってくるようでしたら、落ち着いて飛んでいる蜂に向かってゴキジェットを直噴射すれば、また逃げていきます。

アシナガバチは動きが単調で遅いのでこれでまず大丈夫ですが、駆除の際は刺されないように注意しましょうね(間違ってもスズメバチにはゴキジェットで挑まないように。スズメバチが巣を作っていたら、手を出さずに役所へ連絡しましょう)。

もし蜂が下へ落ちても、ゴキジェットを少し浴びたくらいでは一時的に気絶するだけでまだ生きているので、放置して飛び去るのを待つか、さらにゴキジェットを大量に噴射して息の根を止めるかどちらかにしてください。
死んだ蜂も針の毒は危険なので、直に触らないようにして、捨てるときも気をつけましょう。







ほかにも巣がないか見てみると、出来立ての小さな巣が2つありました。

これで撤去した巣は合計9個。隣の家の屋根の未撤去の巣を合わせると12個。
今年はどんだけたくさんあるんだ。さすがに驚きですね( ゚д゚)




まだあったら大変なので、さらに探そうとバルコニーから身を乗り出すと、


















えっ?(゚ω゚)
























嘘でしょ?



























なんだあれ⁉︎((;゚Д゚)ガクガクブルブル



こんな装飾あったっけ? と、本当に一瞬目を疑ってしまいました。

もちろんこんな意匠の装飾をつけたことはなく、






蜂の巣だ〜!L(゚ロ゚L)(ノ゚ロ゚)ノL(゚ロ゚L)(ノ゚ロ゚)ノL(゚ロ゚L)(ノ゚ロ゚)ノ 



なんと、バルコニー裏側の手すりステー下に、こんなにデカい巣が作られていました!
直径25cmはありますね。デカいな〜。
あれを放っておくと、こんなサイズになるのかw


去年別に蜂の姿を多く見たこともなかったので、家の裏にこんなに大きな巣があったなんて、全く気がつきませんでした( ̄◇ ̄;)
テレビで蜂駆除番組を見ているとき、巣を作られた家の人は途中でなんで気付かなかったの?といつも思っていましたが、意外と気付かないものなんですね(^_^;)


地方でなら見たことありますが、都心でこのサイズの蜂の巣を見るのははじめてです。

今年蜂が多いのはこのせい?
いや、たしかひとつの巣から新たに出る女王蜂は1匹だけじゃなかったっけ?
なら、この巣は関係ないか。




もう使われていないのかと思って下から見上げてみたら、蜂が巣の周りをウロウロしていて入り口にとまったりしていたので、もしかしてまだ中にいる???

ちょっと前にやっていた深夜番組で、蜂の巣を売ってお金を稼ぐという企画があったのですが、その中で蜂ハンターが「アシナガバチは巣の再利用をしない」と言っていたので、越冬後、一時的に戻ってきてるだけかな?



調べてみたら、やはり古い巣の使いまわしはしないようですが、破棄された巣は新しく作られる巣の部材に再開利用されることがあるようです。

だから女王蜂がこぞってこの近くで新しい巣を作ってるんですかね〜。そりゃ建築材料が大量にあるなら、みんなその近くに新しい家を作るわな(゚-゚)(。_。)(゚-゚)(。_。) 






なんにしても、こりゃ今年はさすがに今までのようにゴキジェットだけじゃ対応が無理なので、とりあえず、
アマゾンでこれを注文しました。


駆除だけでなく、スプレーしておけば巣を作られるのを予防する効果もあるようです。最長12m噴射できるようなので、隣の家の屋根にも十分届きますね。

スプレーが届いたら、撤去済みの場所も含め、蜂が巣を作りそうな場所全てに噴射しておかないとだ(ー ー;)




あとは、まだ家の周りをブンブン飛んでいるたくさんの女王蜂を捕まえるトラップを作らなきゃと思ったのですが、あまり素材がなかったので、




とりあえず一個だけ作って設置しました。
たくさん獲れるといいけど、残念なことにここには常に日陰になる高い場所が無いんですよね……。

もうペットボトルもないし、誘引剤に使う料理酒も酢もなくなったので、買ってこないとだ。



ペットボトルトラップの作り方は、いろいろな自治体のHPにありました。自分は名古屋市のHPを参考にしました。
作るのが面倒だという人は、



こういうのを買うといいですね。



蜂そのものは益虫なので偲びないですが、ここまで近くに巣を作られてしまうと、さすがに駆除しないと危険ですから仕方ないですね。



つづく