先日釣ったマダコを捌いているときに、なにやら黄桃のようなものが入っていました。




これって、タコの卵だよね!(*゚д゚)


普通の人なら気にせず捨ててしまいそうですが、自分はチャレンジャーなので食べてみることにしました!




薄皮を破ってみると、




細かい粒々の卵が入ってますね。
てっきりミズダコのタコの子のような細長い卵が出てくるのかと思っていたのですが違いました。



食べてみると、




萩の月?(=゚ω゚=)ん?




なんだか甘くてクリーミーです。








ちなみにミズダコのタコの子とは、




こんなやつです。ミズダコはサイズが大きいからか卵も大きいんですね。
タコの子は北海道ではメジャーな食材らしいですが、関東で食べられるのは回転寿司のトリトンみたいな、北海道グルメのお店だけでしょう。






マダコの子は生のままでは食べにくそうなので、




サッと湯通ししてみることにしました。




沸騰したお湯の中でコロコロ。

すると、




鶏卵みたいになった(^◇^;)


切ってみたら、




まんまデザート!(゚-、゚)ジュル


しかし、見た目とは裏腹にお味は微妙……(´Д⊂

見た目はカスタードクリームみたいに見えますが、実際にはべっとり? あと卵同士が絡み合ってなかなか取れません。
これは無理に食べなくてもいいですね(; ̄ェ ̄)


他の魚の卵の変わりどころだと、タチウオの卵をサッと湯通しして食べたのは絶品だったんだけどなぁ。
ほかにアジの卵も食べたことがありますが、そちらは微妙でした。







でもまだ卵はあるので、美味しく食べられる方法がないか考えてみました。

大きなほうの卵を、今度は、




沸騰したお湯に投入して火を止め、そのまま1時間放置して余熱で火を入れてみました。



すると、




卵の花が咲きました!(*゚д゚)




こういう見た目のプードルとかいますよねw

真ん中の鼻みたいに見えるのは、卵の保護膜がお湯で縮んだものです。




アップで見ると、よく炊けたお米粒のように粒が立っています!(•̀ᴗ•́)و ̑̑ぐっ
これって美味しいんじゃないの?

そのまま食べると、いかにも魚卵、という感じでしたが、ポン酢につけて食べると、




カニの身みたいで激ウマ!(°∀°)b


外側の完全に火が入っているところがカニの身のような食感と味なんですが、中のほうは半生プツプツで、後味は甘いとびっ子みたい。

偶然にも、切れ目を入れて中身の味見をしたのが功を奏したみたいですね。





そのままだと本当に小さなご飯粒みたいですが、クリーミーさとプチプチ感を併せ持つ、珍しい食材ですね。これこそまさに珍味!



これは美味いわ〜!(*≧∀≦*)



こんなの滅多に食べられませんね。というかこれは食べたことないです。新・世界三代珍味の候補にあげたいくらいですよヽ(゚∀゚)メ


こんな美味しいものが食べられるなんて、まさに釣った人だけの特権ですね!
ポン酢でも絶品ですが、これは煮付けても美味しいでしょう(゚-、゚)ジュル




先ほど大きな卵と一緒に、皮のままお湯の中で放置したのがこちら。

なんか水大福みたいになってるw




切ってみると、こちらも白あんのお饅頭みたい。

これも悪くないけど、やはり正解は皮に切れ目を入れて茹で置いたやつですね!(°∀°)b




もし釣ったマダコが卵を持っていたら、卵を守る膜に切れ目を入れてから茹で置いて、ポン酢で食べてみてください!