ネスプレッソのカプセルが少なくなってきたので池袋東武へ買い物に行ってきた。

 
新たにレギュラー入りしたエンヴィヴォ・ルンゴを試飲させてもらったが、インドリアやダルカンのような濃い!という感じはないが、マイルドながら力強い味わい。これはいいな(突発性難聴になってカフェインを押さえているので、現在はほとんどノンカフェインのデカフェしか飲んでないけど)。
エンヴィヴォ・ルンゴとデカフェを含めた8本を購入。
 
同じフロアの食器コーナーをウロウロすると、ちょっと良さげなタンブラーがあったが、欲しかったけど見送り……。
そしてこちらもいつも見るだけのチタン製の真空断熱タンブラーを手にとって、いいな〜と眺めてから元の場所に戻す。見た目も機能も最高にいいんだけど、チタンタンブラーのお値段は安いもので1万円代後半。さすがに買えない……(ー ー;)
 
 
 
美術画廊で若冲も展示してある書画逸品展をやっていたので覗いてみることに。
 
 
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ちょっと前に上野でやっていた若冲展は数時間待ちと言っていたが、ここならガラガラ(規模が全然違うけど)。
若冲の掛け軸は奥に数点展示されていたが、800万円くらいするものがいくつも売約済みになっていたのには驚いた(°д°;)
そんな人たちは自分が購入を悩むチタンタンブラーなんて、ダイソーのグラス感覚なんだろうなぁ(^▽^;)
 
 
そこから久しぶりに東武の屋上へ。
 
 
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あれ?こんなに狭かったっけ?
夜はビアガーデンになるが、昼も飲み放題はないがビアガーデン自体は営業していたのでビールを飲もうかと思ったのだが、つまみが貧弱そうなのでレストラン街の回転寿司トリトンへ移動。
 
 
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トリトンも北海道に本店があるお寿司屋さんで、スカイツリーのあるソラマチに続く東京2号店だそうだ。
先日KITTEで入った根室花まるとかぶりそうだが、ちょっと早い夜ご飯も兼ねて入ってみた。
 
 
メニューはやはり同じ北海道が本店の花まると似たようなものが多い。
 
 
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まずはビールを頼み、握りたてでレーンに置かれたかんぱちから食す。
 
 
 
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北海道のお店だが、このかんぱちは鹿児島産。
 
続いて本日おすすめの3点盛り。
 
 
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内容はいくら、時しらず、ほたての3品。ほたてが身が厚くぷりぷりで食感も味もよく美味い〜!(°∀°)b 
 
続いてはこちら。
 
 
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クリームチーズときゅうりを巻き、さらに鰻が乗っかったニクソン巻き。なんでニクソンなんだろう?
お次は白つぶ貝と活ホッキ貝。活ホッキ貝は歯ごたえも良くメチャウマ! 白つぶ貝は普通。あとから気がついたが、活つぶがあったのでそっちにすればよかった(´□`。)
 
では次〜!♪( ´▽`)
 
 
 
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鮭の親子巻きとエンガワ。鮭の親子巻きは、刺身といくらが同時に食べられて2倍美味しい! これはナイスメニュー。あ、エンガワは普通でした(・∀・)
 
まだまだ食べます ( • ̀ω•́ )✧
 
 
 
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お次は見慣れないメニュー。
今回初めて食べたたこの子とゆず塩真イカ。
 
 
 
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たこの子とは、その名の通りたこの卵。
これが……
 
 
 
 
ウンマイ!!!ヽ(゜▽、゜)ノ
 
 
 
いかにも珍味という感じだがプチュフワな食感でとろけるナマコといった感じ?
これはハマりそうな味!(*゜▽゜ノノ゛☆
イカはネタが大きくて良かったけど、味は花まるに軍牌があがるかな〜。
 
 
 
そして本日最も美味しかったネタがこちら。
 
 
 
 
 
 
 
 
どーん!
 
 
 
 
 
 
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でっかいボタンエビ!
 
 
これ本当に大きいです。他の寿司皿も一緒に写せばよかったな。
身の大きさもハンパないですが、この握りの嬉しいところは、
 
 
 
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肝の軍艦がついてくるところ!( *• ̀ω•́ )b グッ☆
 
これは素晴らしい!
 
 
 
 
 
ボタンエビを食べると、必ず思い出すエピソードがある。
それは、自分がまだ学生の頃に、小樽へ行ったときのことだ。
 
初めて行った小樽でのランチは、行く前からお寿司と決めていた。お店は全然調べていなかったので、運河からほど近いところにあったお寿司屋へ入ってみた。
 
頼んだのはたぶんおまかせの握りだったと思うが、その中にボタンエビがあった。
自分たちの握り担当だった、当時やっていた寿司を題材にした漫画「将太の寿司」の主人公・将太のような若い板前さんが、身を食べて皿の上に残っていたボタンエビの頭を指差して、
 
 
「頭軍艦にしましょうか? 美味しいですよ」
 
 
 
とニコニコしながら言って握ってくれたのだが、頭の軍艦なんて初めて聞いたし、どんなもんなのかと食べてみると、
 
 
 
 
 
 
 
(・∀・)
 
 
 
 
 
 
 
((゚m゚;)
 
 
 
 
 
 
 
こんなに美味い寿司は初めて食べた(((( ;°Д°))))
 
 
 
と初めてのボタンエビの頭の軍艦に物凄く感動したのを、未だに覚えている。
さすが北海道。こんな食べ方があるのか〜。ちょうどエメラルドグリーンの卵を持っていた時期だったので、肝の上に緑に輝く卵が乗った軍艦の姿が、今でもうっすらと記憶にある( ̄ー ̄)
 
あまりに感動したので若い板さんに「こんなに美味しいお寿司は初めて食べた」とお礼をいうと、板さんもとても喜んでくれていた。
そのときも一緒に行った友達と「実際に将太がいたらあんな感じなのかね〜」と話していた。
 
 
それから驚くことがあったのだが、北海道から戻ってきてしばらくして、将太の寿司の中で寿司コンクールの決勝だったかで将太が勝負に出したお寿司が、なんとこのボタンエビの卵の軍艦だったのだ。
 
 
 
 
 
Σ(゚д゚;)
 
 
 
 
 
これ小樽であのとき食べたやつじゃん!ヽ(゚◇゚ )ノ
 
 
 
これには本気でびっくりした。
 
将太の寿司の舞台である小樽、同じ年頃の板さん。ただの偶然だろうが、あの時、実際に将太が握った寿司を食べてきたんじゃないかと錯覚したくらいだ。
 
 
この話には続き、というかとても残念なのオチがあるのだが、数年後に同じ店へ行く機会があったので、あのときの感動をもう一度!と思いボタンエビを再び頼んでみた。
店内に将太の姿は見当たらなかったので、目の前にいる板さんに「頭を軍艦にして欲しい」と告げると、
 
 
 
 
ハァ?( ´Д`).。oO(何言ってんのコイツ?)
 
 
 
 
 
扱いされてしまった。
同じ店なのに、板さんが違うとこんなにも違うものなの⁈
将太がいなくなってしまっていただけでなく、素敵な職人魂もこの店は失ってしまったようだ……。
 
もちろん、それからその寿司屋へは一度も行っていない。
将太は、今頃自分のお店を持っているのかなぁ。もしお店があるのなら、そこのお寿司を食べるためだけでも小樽へ行きたい。
というか、あの板さんが握った寿司をもう一度食べてみたい。さすがにそんな奇跡は起きないだろうなぁ。
 
 
 
 
トリトンのでっかいボタンエビに卵がなかったのは残念だが、これは食べる価値のある一品。
ボタンエビの寿司を食べるといつも将太のことを思い出すが、まさか回転寿司で肝の軍艦が付いてくるとは思わなかったので、肝だけにド肝を抜かれた(^_^;)
 
1カンで630円と回転寿司のメニューとしてはなかなかお高いが、値段以上の価値があるので、これは是非とも頼んでみていただきたい。
 
次回は抱卵期に食べに行きたいなぁ(^~^)
 
 
 
続く。