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気むずかしい いろいろ

芝居、ミュージカル、落語、映画、
後輩、神社・読書・心理・呪いと祟りも。

ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間 ポスター

25年ぶりにみてみた。

ドラマ「ツイン・ピークス」を観た時は、衝撃がはしったね。

 

こんなにオモロイドラマを作れるアメリカは、やっぱりスゲーなって思ったよ。

わたしも20代だからさ。

 

でも、わたしも年齢を重ね、いろんな価値観をみにつけて

これを観てみると、正直、きついなーである。

 

おっさんが、24~25歳の若い女優を使って、

なんちゅう役をやらしてんねん!と思った。

わたしもずいぶん、つまらん大人になったもんだ。

 

90年代って「幻覚」 「妄想」をいろんな映像で表現した映画が多かった。

ベトナム戦争の帰還兵たちが、LSDで頭こわして、

PTSDもあいまって幻覚をみる元兵士たちの問題が話題になってたころだと思う。

 

あの時代の戦争で傷ついたアメリカの「やけっぱち」感を

シェリル・リーが、はすっぱな高校生という役柄で演じている。

 

コカインを鼻から吸い、

コカイン欲しさに、あっちの男、こっちの男とやりまくって、

本当に好きな男とは後ろめたくてまともに時間を過ごすこともできず、

挙句の果てには、父親からの近親相姦を匂わせる。

今でいうトコロのMAXメンヘラ。

 

TVドラマでは、ローラ・パーマがなぜ殺されたのかまで、製作できなかった。

視聴率が伸びずに打ち切りになったから。

だから、映画で決着をつけた。

 

そういう作品です。

こういう映画みて喜ぶ感性がなくなってしまったわ。

 

喜ぶべきか。悲しむべきか。

 

 

ツイン・ピークス 赤い部屋の奇妙なセット

でも、この部屋のシーンは意味不明だけど好き。

これもなんか、宗教的な意味合いがあるんだろうな。

 

 

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1992年・アメリカ
監督: デヴィッド・リンチ
脚本: デヴィッド・リンチ、ロバート・エンゲルス
音楽: アンジェロ・バダラメンティ
出演: シェリル・リー、レイ・ワイズ、メッチェン・アミック、ダナ・アシュブルック、モイラ・ケリー、デヴィッド・ボウイ、クリス・アイザック、キーファー・サザーランド
配給: UIP
公開日(日本): 1993年4月10日
あらすじ:
ドラマ「ツイン・ピークス」で殺害された少女ローラ・パーマー。その死に至るまでの7日間を描く前日譚。善良な優等生としての顔と、薬物や性に溺れる裏の顔を使い分けながら生きるローラは、次第に得体の知れない恐怖と悪意に追い詰められていく。彼女を蝕む暴力の正体、超自然的存在の影、そして避けられない運命。テレビシリーズでは語られなかった“死の内側”を、リンチ特有の悪夢的映像と音響で容赦なく突きつける。

 

 

▼TVドラマでは「世界で一番美しい死体」というキャッチコピーで宣伝しまくった。極寒の中、シェリル・リーはイメージトレーニングをなんどもして、震えを止めて撮影に挑めたことが、デビッド・リンチの自慢らしいよ。

ローラ・パーマー、ツイン・ピークス、シェリル・リー